【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、輸出の回復により製造業を中心に収益回復の兆しがみられております。新型コロナウイルス感染症の再拡大による緊急事態宣言も9月末に解除されるとともに、国民の約7割がワクチン接種を完了しており、今後の消費拡大及び経済正常化が期待されます。しかしながら、設備投資においては業種によるばらつきが大きく、また、新型コロナウイルスの変異株の流行や、中国不動産大手の経営危機による金融市場の影響が懸念されるなど依然として景気の先行きは不透明な状況となっております。
このような情勢のなか、当社グループは、ワクチン接種会場などコロナ禍に対応する製品のご提供や、東京五輪関連の案件対応を積極的に行うとともに、本設販売向けの展示場やレンタルスペースを併設した展示場をオープンすることで体制の強化を図りました。その結果、本設需要のある来場者やホームページへの問い合わせが前年を大きく上回り、業績は堅調に推移致しました。
一方で、鋼材や木材の価格の高騰が依然として続いており、原価への影響もあることから、注視すべき状況が続いております。引き続き原価低減を推進するなど、利益確保に努めてまいります。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間のユニットハウス事業の売上高は25,562百万円(前年同期比11.9%増)、その他の事業の売上高は22百万円(前年同期比74.1%減)となり、合計した当第2四半期連結累計期間の売上高は25,585百万円(前年同期比11.6%増)となりました。
利益面におきましては、営業利益5,243百万円(前年同期比39.5%増)、経常利益5,463百万円(前年同期比45.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益3,278百万円(前年同期比43.5%増)となりました。
また、当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ2,019百万円増加し、61,253百万円となりました。変動の大きかった主なものは、現金及び預金の増加1,855百万円、営業未収入金の増加478百万円、電子記録債権の増加143百万円、建設仮勘定の増加122百万円、売掛金の減少299百万円、商品及び製品の減少281百万円、その他の有形固定資産の減少201百万円などであります。
当第2四半期連結会計期間末における負債の合計額は、前連結会計年度末に比べ85百万円増加し、24,838百万円となりました。変動の大きかった主なものは、その他の流動負債の増加739百万円、電子記録債務の増加378百万円、短期及び長期借入金の純減額968百万円などであります。
当第2四半期連結会計期間末における純資産の合計額は、前連結会計年度末に比べ1,934百万円増加し、36,415百万円となりました。自己資本比率は59.4%となっており、健全な財務状況を保っております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1,855百万円増加し、6,141百万円となりました。資金の主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益、減価償却費、前受金の増加であります。主な減少要因は、棚卸資産の増加、法人税等の支払いであります。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は4,686百万円(前年同期は1,796百万円の獲得)となりました。
主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益5,304百万円、減価償却費2,576百万円、前受金の増加1,081百万円であり、主な減少要因は、棚卸資産の増加2,122百万円及び法人税等の支払1,787百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は408百万円(前年同期は1,095百万円の使用)となりました。
主な要因は、展示販売場新設等に伴う有形固定資産の取得等による支出399百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は1,906百万円(前年同期は216百万円の獲得)となりました。
主な要因は、短期及び長期借入金の純減957百万円及び配当金の支払い777百万円であります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は174百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間において著しい変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは現在、必要な運転資金及び設備投資資金については、自己資金又は借入により資金調達することとしております。当第2四半期連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、7,256百万円となっております。また、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は6,141百万円となっております。
なお、当社グループは、今後も営業活動により得られるキャッシュ・フローを基本に将来必要な運転資金及び設備資金を調達していく考えであります。
#C9639JP #三協フロンテア #サービス業セクター
