【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営成績の分析当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法状の位置づけが5類に移行し、行動制限の緩和により、持ち直しの動きが見られました。 一方ウクライナ情勢の長期化や原油をはじめとするエネルギー価格の高騰を伴う物価上昇などもあり、先行き不透明な状況は続いております。このような状況下、当社が展開する各レジャー施設では、経営理念である「ステークホルダーと共に」及びブランドスローガンである「ご来園者の笑顔のために」の元に、各施設の入園者数と売上確保に努めております。 以上の結果、当第2四半期連結累計期間は、売上高2,309百万円(前年同四半期に比べ40.6%増)、営業利益490百万円(前年同四半期に比べ32.9%増)、経常利益529百万円(前年同四半期に比べ29.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益30百万円(前年同四半期に比べ87.2%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。①レジャー事業レジャー事業は、伊豆半島に所在する、株式会社伊豆シャボテン公園が運営する伊豆シャボテン動物公園をはじめとする各公園から成ります。売上高は1,645百万円(前年同四半期連結累計期間比10.9%増)、セグメント利益は397百万円(前年同四半期連結累計期間比23.3%増)となりました。 ②アニタッチ事業
アニタッチ事業は、アニタッチみなとみらいをはじめとする全国4カ所にある動物ふれあい施設であるアニタッチ各店舗から成ります。当第2四半期連結会計期間においては新たにアニタッチアクアシティお台場を開業しております。売上高は299百万円(前年同四半期連結累計期間比90.6%増)、セグメント利益は60百万円(前年同四半期連結累計期間比0.7%増)となりました。③ホテル事業 ホテル事業は、株式会社伊豆ドリームビレッジが運営する伊豆シャボテンヴィレッジをはじめとする各宿泊施設から成ります。売上高は362百万円、セグメント利益は53百万円となりました。
(2)財政状態の分析1.資産流動資産は、前連結会計年度末に比べて160百万円減少し、2,027百万円となりました。これは主として、現金及び預金が255百万円減少したこと等によります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて1,588百万円増加し、4,346百万円となりました。これは主として、のれんが866百万円増加したこと等によります。 この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べて1,427百万円増加し、6,374百万円となりました。2.負債流動負債は、前連結会計年度末に比べて9百万円増加し、643百万円となりました。これは主として、1年内返済予定の長期借入金が20百万円増加したこと等によります。また固定負債は、前連結会計年度末に比べて26百万円増加し、1,061百万円となりました。 この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて35百万円増加し、1,704百万円となりました。3.純資産純資産は、前連結会計年度末に比べて1,391百万円増加し、4,669百万円となりました。 また、自己資本比率は前連結会計年度末の66.0%から72.9%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、株式交換に伴う現金及び現金同等物の増加額98百万円を含め、前連結会計年度末に比べ244百万円減少し、1,506百万円(前年度四半期は1,123百万円)となりました。1.営業キャッシュ・フロー営業活動の結果、獲得した資金は、427百万円(前年度四半期は526百万円の資金獲得)となりました。これは主として、税金等調整前四半期純利益の235百万円によるものであります。2.投資活動によるキャッシュ・フロー投資活動の結果、使用した資金は、332百万円(前年度四半期は225百万円の資金使用)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出の249百万円によるものであります。3.財務活動によるキャッシュ・フロー財務活動の結果、使用した資金は、438百万円(前年度四半期は13百万円の資金使用)となりました。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更を行っております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項」の(四半期連結損益計算書関係)の※2をご参照ください。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。 (6)研究開発活動当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動について、特記すべき事項はありません。
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