【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症対策の緩和が進む中、経済活動は正常化に向かいましたが、ウクライナ情勢等を背景とした資源・資材価格の高騰に、日米金利差拡大による為替相場の急速な円安進行が重なり、物価上昇が社会生活に影響を及ぼし始めています。今後は、ウィズコロナの新たな段階への移行が進められる中、各種施策の効果もあって、景気が持ち直していく事が期待されます。ただし、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっています。また、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響に十分に注意する必要があります。
建設業界におきましては、公共投資と住宅建設は底堅く推移しているものの、原材料や建設資材価格の高騰・労務単価の上昇による厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社グループの当第2四半期連結累計期間における売上高は3,696百万円(前年同期比15.6%増)、営業利益1百万円(前年同期は営業損失53百万円)、経常利益18百万円(前年同期は経常損失28百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益0百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失26百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
[建築]
建築事業につきましては、受注高3,412百万円(前年同期比47.4%減)、完成工事高2,578百万円(前年同期比25.0%増)、セグメント利益36百万円(前年同期比85.1%増)となりました。
[不動産]
不動産事業につきましては、不動産事業収入684百万円(前年同期比15.8%減)、セグメント利益223百万円(前年同期比6.6%減)となりました。
[金属製品]
金属製品事業につきましては、金属製品売上高181百万円(前年同期比8.7%減)、セグメント損失14百万円(前年同期はセグメント利益4百万円)となりました。
[ホテル]
ホテル事業につきましては、ホテル事業売上高252百万円(前年同期比102.7%増)、セグメント損失25百万円(前年同期はセグメント損失97百万円)となりました。
(2)財政状態
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、13,767百万円となり、前連結会計年度末に比べ338百万円減少いたしました。これは主に現金預金1,947百万円の減少によるものであります。
資産合計の内訳は流動資産合計5,822百万円、固定資産合計7,944百万円となりました。
流動資産の主な内訳は、現金及び預金2,202百万円、受取手形・完成工事未収入金等1,207百万円であります。
固定資産の内訳は、有形固定資産7,377百万円、無形固定資産52百万円、投資その他の資産514百万円であります。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、2,716百万円となり、前連結会計年度末に比べ286百万円減少いたしました。これは主に支払手形・工事未払金等147百万円の減少によるものであります。
負債の内訳は流動負債合計1,696百万円、固定負債合計1,020百万円となりました。
流動負債の主な内訳は、支払手形・工事未払金等808百万円、未成工事受入金320百万円であります。
固定負債の主な内訳は、長期借入金127百万円、退職給付に係る負債278百万円であります。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、11,050百万円となり前連結会計年度末に比べ51百万円減少いたしました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末より1,947百万円減少し2,202百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の減少は1,808百万円(前年同四半期は440百万円増加)となりました。これは主に、販売用不動産の増加713百万円によるものであります。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は143百万円(前年同四半期は288百万円減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出120百万円によるものであります。<財務活動によるキャッシュ・フロー>
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の増加は4百万円(前年同四半期は94百万円減少)となりました。これは主に短期借入金の増加100百万円によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
研究開発活動は特段行われておりません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、建築事業における協力会社への外注費、材料費の支払い及び販売用不動産の土地の仕入れ等のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は主に設備投資、賃貸用不動産の購入等によるものであります。
当社グループは事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保するため、短期運転資金については内部資金の活用及び金融機関からの短期借入を行っており大型設備投資等については金融機関からの長期借入や社債の発行を基本としております。
