【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が和らぎ、経済活動の正常化に向けて、景気の緩やかな持ち直しの動きが見られましたが、為替相場における急速な円安進行やエネルギー価格や原材料価格の高騰などにより、先行きが不透明な状況で推移いたしました。また海外経済におきましても、ロシア・ウクライナ情勢を背景とした世界的な物価上昇、欧米各国の金融引き締めによる金利上昇や中国経済の減速など、先行きが不透明な状況で推移いたしました。当社グループが属する不動産業界でも厳しい状況で推移いたしましたが、このような環境下にあって当社グループの不動産事業分野では、新規分譲マンションの販売及び企業誘致や宅地造成などの積極的な提案営業を継続してまいりました。また、不動産証券化事業への取組み強化として、上場不動産投資法人に向けての収益不動産の開発・獲得・供給を積極的に行ってまいりました。建設土木業界に属するマテリアル事業分野では、工場設備を有しないファブレスの考えを基礎とし、製品企画などを強みとする営業活動を実施してまいりました。この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は79億53百万円(前年同四半期比15.2%減)、営業利益は8億11百万円(前年同四半期比24.8%減)、経常利益は9億21百万円(前年同四半期比24.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億91百万円(前年同四半期比25.0%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①レジデンス事業レジデンス事業におきましては、新規一棟売り分譲マンションの引渡しが行われたことにより、大幅な増収増益となりました。この結果、売上高は36億77百万円(前年同四半期比769.5%増)、セグメント利益(営業利益)は7億76百万円(前年同四半期比-%)となりました。
②不動産開発事業不動産開発事業におきましては、分譲宅地や商工業施設用地などの引渡しが行われましたが、不動産投資法人への上場時引渡しがあった前年同四半期と比べ、大幅な減収減益となりました。この結果、売上高は13億83百万円(前年同四半期比73.4%減)、セグメント利益(営業利益)は2億24百万円(前年同四半期比76.6%減)となりました。
③賃貸・管理等事業賃貸・管理等事業におきましては、資産運用会社にて不動産投資法人の上場時売上などがあった前年同四半期と比べ、減収減益となりました。この結果、売上高は15億52百万円(前年同四半期比31.6%減)、セグメント利益(営業利益)は1億14百万円(前年同四半期比68.2%減)となりました。
④マテリアル事業マテリアル事業におきましては、製品企画などを強みとする営業活動を実施しましたが、減収減益(セグメント損失)となりました。この結果、売上高は5億32百万円(前年同四半期比29.1%減)、セグメント損失(営業損失)は26百万円(前年同四半期は8百万円のセグメント損失)となりました。
⑤その他その他事業におきましては、缶飲料製造の売上高が増加したものの、燃料費などの費用増をまかなえず、増収減益となりました。この結果、売上高は8億8百万円(前年同四半期比11.5%増)、セグメント利益(営業利益)は15百万円(前年同四半期比57.4%減)となりました。
当社グループの財政状態については、次のとおりであります。(資産)当第2四半期連結会計期間末における総資産は297億18百万円(前連結会計年度比7.8%減)となりました。流動資産は、受取手形、売掛金及び契約資産などが増加したものの、現金及び預金などが減少したことにより、225億97百万円(前連結会計年度比9.7%減)となりました。固定資産は、その他に含まれる差入保証金や投資有価証券などが増加したものの、繰延税金資産などが減少したことにより、71億20百万円(前連結会計年度比0.8%減)となりました。(負債)流動負債は、その他に含まれる契約負債や短期借入金などが減少したことにより、37億37百万円(前連結会計年度比38.3%減)となりました。固定負債は、長期借入金などが減少したことにより、30億26百万円(前連結会計年度比12.5%減)となりました。(純資産)当第2四半期連結会計期間末における純資産は229億53百万円(前連結会計年度比1.1%増)となりました。純資産の増加の主な要因は、利益剰余金などが増加したことによるものであります。(自己資本比率)当第2四半期連結会計期間末における自己資本比率は76.8%(前連結会計年度比6.8ポイント増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、13億86百万円(前年同四半期比46.3%減)となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)税金等調整前四半期純利益(9億19百万円)や棚卸資産の減少(1億34百万円)、未払金の増加(1億20百万円)などによる資金調達に対し、売上債権の増加(△2億49百万円)や前受金の減少(△12億6百万円)、法人税等の支払(△4億1百万円)などにより支出した結果、営業活動により支出した資金は13億2百万円(前年同四半期は1億78百万円の収入)となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資有価証券の売却による収入(20百万円)などによる資金調達に対し、固定資産の取得(△5百万円)やその他に含まれる差入保証金の差入(△1億円)などにより支出した結果、投資活動により支出した資金は83百万円(前年同四半期は59億95百万円の収入)となりました。(財務活動によるキャッシュ・フロー)短期借入金の純減(△7億60百万円)や長期借入金の返済(△1億35百万円)、配当金の支払(△3億49百万円)などにより支出した結果、財務活動により支出した資金は12億81百万円(前年同四半期は47億21百万円の支出)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は1百万円であります。
