【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ12億31百万円減少し、511億
13百万円となりました。これは主に、現金及び預金が増加したものの受取手形及び売掛金が減少したことに
よるものであります。負債につきましては、前連結会計年度末に比べ23億49百万円減少し、419億98百万円と
なりました。これは主に、その他の流動負債が増加したものの支払手形及び買掛金、長期借入金が減少した
ことによるものであります。純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ11億18百万円増加し、91億
15百万円となりました。これは主に、利益剰余金が増加したことによるものであります。
②経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルスによる経済活動の制限の段階的な
緩和や、政府の各種政策の効果により景気の持ち直しがみられましたものの、ロシア・ウクライナ情勢の
長期化並びに急激な円安進行等による原材料価格及び燃料価格高騰の影響もあり、依然として先行き不透明な
状況にて推移いたしました。
このような状況においてスパリゾートハワイアンズにつきましては、コロナウイルス感染症による規制の
緩和や観光政策の効果により利用者数が日帰り・宿泊ともに増加いたしました。
燃料商事事業につきましては、減収となりましたものの、積極的な営業活動により、大幅な増益と
なりました。
運輸業につきましてはセメント輸送の増加及び製品価格の上昇により増収増益となりましたものの、
製造関連事業及びアグリ事業は厳しい状況にて推移いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は102億61百万円(前年同期比27億5百万円、35.8%増)、
営業利益は8億85百万円(前年同期は営業損失16億38百万円)、経常利益は10億16百万円(前年同期は経常
損失15億36百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億34百万円(前年同期は親会社株主に帰属する
四半期純損失17億50百万円)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
(2)セグメントごとの経営成績
[観光事業]
スパリゾートハワイアンズにつきましては、夏季期間に急拡大した新型コロナウイルス新規感染者数が
徐々に低減したものの冬季に再び拡大する中、衛生対策の徹底を図り、お客様と従業員、関係者の健康と
安全を最優先としつつ、コロナの状況に合わせたきめ細やかな施設運営をしてまいりました。
日帰り部門につきましては、ゴールデンウィーク期間中に、「トロピカル~ジュ!プリキュアショー」
「デリシャスパーティ♡プリキュアショー」「スーパー戦隊大集合ショー」「M-1グランプリ2021チャンピオン
錦鯉お笑いライブ」といった人気のキャラクターやお笑い芸人によるステージイベントと屋外のスパガーデン
パレオにエア遊具の滑り台を4種類揃えた「スライダーアイランド」を期間限定でオープンいたしました。
また夏休み期間中に、国内外で活躍するサーカスアーティストによる世界レベルのパフォーマンスが楽しめる「ワールド・サマー・サーカス」、シリーズ累計90万部の大人気図鑑「わけあって絶滅しました」
パネル展、そしてゴールデンウィークに続き小学生以下の小さなお子さまが身長の制限なく楽しめる
「スライダーアイランド第2弾」を開催いたしました。10月にはフラガールが発案したお客様と舞台上の
ダンサーが一緒に楽しめる演出を導入した昼のポリネシアンショーを「Kukuna(ククナ)太陽の光」として
3年振りに全面リニューアルし、12月にはフラガールと心の距離が近づく演出を施した夕方の時間帯の新たな
ショー「ポリネシアン・トワイライトパーティー“明日へのスマイル”」の公演を開始いたしました。
さらに、クリスマスには「エテネタヒチアンズクリスマスライブ」、「シバオラ聖夜ショー2022」を、
年末年始には家族みんなで楽しめるステージイベント「仮面ライダー大集合」、「プリキュアオールスターズがやってくる!」を開催いたしました。また、話題作りとして夏季には水遊び・スライダーの楽しさを
訴求する『すべリゾート宣言』と題したキャンペーンを東京サマーランドと共同で行い、10月には江戸情話
与市オープン25周年記念企画、11月には地元いわき市を本拠地とするいわきFCのJ3リーグ優勝と来期
J2リーグ昇格を記念したキャンペーンを実施いたしました。
宿泊部門につきましては、新しい生活様式に合わせた、きめ細やかな受入れ及び安心安全な食のサービス
提供を実施するとともに、新たな旅行プランとして「世界最大級の露天風呂『与市』貸切」や「フラガールやシバオラショー貸切」、ワーケーション等を継続し、加えて「自家用車利用支援マイカープラン」や着地型
周遊観光バスを再開、地域観光支援策の県民割プラン(ブロック割まで拡大)の他、平日需要に応える
「1室2名以上同額プラン」、「連泊割」など多種多様な旅行プランを提供し続けてまいりました。
トップシーズンである夏休みの第7波、冬休みと年末における第8波と、コロナ感染拡大の影響は
少なからず受けましたものの、3月下旬のまん延防止等重点措置の全国解除、ゴールデンウィークとしては
3年振りとなる「移動制限『解除』」などによる旅行市場の緩やかな回復に加え、政府による地域観光事業
支援「県民割」、10月からの全国を対象とした「全国旅行支援」の追い風も受け、日帰り部門は579千人(前年同期比210千人、57.0%増)、宿泊部門は232千人(前年同期比101千人、77.3%増)となりました。
スパリゾートハワイアンズ・ゴルフコースは、地元圏におけるコンペや宿泊ゴルフパックの利用人数が
増加し、利用人員は29千人(前年同期比1千人、4.2%増)となりました。
昨年のオープン以来好評を博しているグランピング施設マウナヴィレッジにつきましては、7月1日より、
客室テントを13張増設し、アクティビティエリアやトイレ・シャワー棟を新たに設け、利用人員は
6千人(前年同期比4千人、294.8%増)となりました。
この結果、当部門の売上高は70億53百万円(前年同期比30億92百万円、78.1%増)、営業利益は12億
33百万円(前年同期は営業損失9億45百万円)となりました。
[燃料商事事業]
石炭部門につきましては、新規受注獲得により販売数量が大幅に増加いたしました。石油部門に
つきましては、年度契約、スポット入札の獲得により前年同期比で販売数量が大幅に増加いたしました。
発電事業につきましては、天候不順により販売数量が減少したものの、おおむね堅調に推移し、資材部門に
つきましては、販売数量が減少いたしました。
この結果、当部門の売上高は石炭の販売数量は好調に推移したものの、石炭の「本人取引」が減少したことにより6億99百万円(前年同期比4億28百万円、38.0%減)、積極的な営業活動により営業利益は4億50百万円
(前年同期比2億97百万円、194.4%増)となりました。
[製造関連事業]
建設機械向け鋳鉄製品の受注が増加したものの、主に国内及び中国向け船舶モーターの販売数量が減少した
ことにより減収となりました。
この結果、当部門の売上高は10億59百万円(前年同期比99百万円、8.6%減)、営業利益は47百万円(前年
同期比13百万円、22.5%減)となりました。
[運輸業]
港湾運送部門につきましては、発電所向け石炭輸送は需要低迷等により減少したものの、セメント輸送が増加し増収となりました。石油小売部門につきましては、軽油等の需要低迷により販売数量は減少したものの、
原油価格の上昇並びに円安により製品価格が上昇し増収となりました。
この結果、当部門の売上高は13億84百万円(前年同期比94百万円、7.3%増)、輸送運賃の値上げ等に
より営業利益は39百万円(前年同期比39百万円増)となりました。
[アグリ事業]
アグリ事業につきましては、2021年10月より大規模農業施設が本格稼働し、大型量販店への年間契約販売も
あり販売数量が増加いたしましたが、7月以降の気候変動及び栽培トマトの被病等もあり、当初の販売計画には
及びませんでした。
この結果、当部門の売上高は63百万円(前年同期比47百万円、285.5%増)、営業損失は製造原材料の
高騰、人件費の増加等により1億35百万円(前年同期は営業損失1億46百万円)となりました。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの
状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な
変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
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