【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による落ち込みからの持ち直しは見られましたが、中国のコロナ政策やウクライナ情勢も影響した資源価格の高騰、半導体不足、高インフレ、物流の混乱などにより不安定な状況で推移しました。日本経済においても、社会経済活動と感染症対策の両立により景気回復の兆しが見られたものの、急激な為替相場の変動や物価上昇の継続など、先行きが不透明な状況が続いております。このような状況のもとで、当社グループはグローバル市場で積極的な販売活動を行ってまいりました。その結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、32,198百万円と前年同期と比べ3,095百万円の増加(前年同期比10.6%増)となりました。営業利益は198百万円(前年同期は454百万円の営業損失)、経常利益は706百万円(前年同期は307百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は216百万円(前年同期は635百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。① 輸送機器用事業輸送機器用事業においては、世界的な半導体の不足や新型コロナウイルス感染症による部品調達の停滞が改善しつつあることや材料・物流費の高騰に伴う販売価格の変動、円安による為替換算の影響などにより売上は増加しました。その結果、売上高は21,783百万円と前年同期と比べ1,825百万円の増加(前年同期比9.1%増)となり、セグメント損失は287百万円(前年同期は660百万円のセグメント損失)となりました。② 一般産業用事業一般産業用事業においては、モーター、変・減速機、シャッター、昇降・運搬、ロボットなどの各業界向けの売上が引き続き増加しました。その結果、売上高は10,002百万円と前年同期と比べ1,605百万円の増加(前年同期比19.1%増)となり、セグメント利益は483百万円と前年同期と比べ298百万円の増加(前年同期比162.0%増)となりました。③ その他その他では、売上高が412百万円と前年同期と比べ335百万円の減少(前年同期比44.9%減)となり、セグメント利益は3百万円と前年同期と比べ17百万円の減少(前年同期比83.8%減)となりました。
(2) 財政状態の状況当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、流動資産は主に、棚卸資産の増加等により32,662百万円(前期末比713百万円増)となりました。固定資産は主に、有形固定資産の増加等により15,567百万円(前期末比743百万円増)となりました。その結果、資産合計は48,230百万円(前期末比1,457百万円増)となりました。負債につきましては、流動負債は主に、支払手形及び買掛金の減少等により26,079百万円(前期末比118百万円減)となり、固定負債は主に、長期借入金の減少等により6,226百万円(前期末比271百万円減)となりました。その結果、負債合計は32,306百万円(前期末比389百万円減)となりました。純資産につきましては、為替換算調整勘定の増加等により15,923百万円(前期末比1,847百万円増)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は329百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
