【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の概要当第2四半期累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)における世界経済は、ロシアのウクライナ侵攻の出口の見えない長期化や中国各都市の重なるロックダウンの繰り返しにより、原材料・部品調達においてインフレ圧力が引き続き、また欧米諸国の金利政策により為替が大幅に変動し、世界経済活動が見えなくなっております。我が国内におきましても新型コロナウイルス感染症による厳しい活動制限が緩和され正常化に向かうなか、最近の急速な円安ドル高による消費者物価高騰にともなう消費活動の停滞が物流活動の低迷につながるリスクになっております。また、海上コンテナ不足に加え、燃料費の高騰や労働力不足が海運市況の混乱を助長する結果となり、不透明な状況が続いております。このような状況のなか、当社ではお客様の理解のもと、各国の協力代理店及び船会社と緊密な連携を取り合ってコンテナ配送手配、荷役作業等を行い、また事務処理の効率化等経費の削減に努めましたが、輸送コストの高止まりにより収益水準を押し下げました。当第2四半期累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)における当社の業績につきましては、新型コロナウイルスの影響もありましたが、営業収入は増加しました。しかしながら、営業利益については燃料費等諸コストの高騰により、また、経常利益については為替相場の変動の影響で為替差損が発生し、前年同四半期比で減少しました。
この結果、当第2四半期累計期間における営業収入は4,696,385千円で、前年同四半期累計期間と比べ426,983千円(10.0%)の増収となりました。営業利益は93,043千円で、前年同四半期累計期間と比べ120,597千円(56.4%)の減益、経常利益は107,374千円で、前年同四半期累計期間と比べ183,301千円(63.1%)の減益となりました。また、四半期純利益は73,912千円となり、前年同四半期累計期間と比べ159,331千円(68.3%)の減益となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①港湾運送事業当社の主要セグメントである当セグメントにおきましては、今般新たな航路の取り扱いを始めたことにより既存および新規の取引が増加し、営業収入は前年同四半期比については増収となりました。 この結果、営業収入(セグメント間の内部売上高又は振替高を除く)は4,560,804千円で、前年同四半期累計期間と比べ416,598千円(10.1%)の増収となり、全セグメントの97.1%を占めております。 セグメント利益(営業利益)は307,786千円で、前年同四半期累計期間と比べ45,824千円(13.0%)の減益となりました。
②自動車運送事業当セグメントにおきましては、燃料費等諸コストの高騰によりセグメント利益については取引採算悪化傾向となりました。営業収入(セグメント間の内部売上高又は振替高を除く)は133,162千円で、前年同四半期累計期間と比べ10,330千円(8.4%)の増収となり、全セグメントの2.8%を占めております。セグメント利益(営業利益)は10,427千円で、前年同四半期累計期間と比べ3,468千円(25.0%)の減益となりました。
③その他当セグメントにおきましては、前年同四半期とほぼ同水準となりました。この結果、営業収入は2,418千円で、前年同四半期累計期間と比べ53千円(2.3%)の増収となり、全セグメントの0.1%を占めております。セグメント利益(営業利益)は2,403千円で、前年同四半期累計期間と比べ66千円(2.8%)の増益となりました。
当第2四半期会計期間末における流動資産は、前事業年度末より440,840千円増加して3,334,838千円となりました。これは現金及び預金の増加138,650千円、営業未収入金の増加81,938千円、立替金の増加207,738千円等によるものであります。 固定資産は、前事業年度末より97,453千円減少して2,013,951千円となりました。これは投資有価証券の減少54,815千円、貸倒引当金の増加35,375千円等によるものであります。流動負債は、前事業年度末より143,201千円増加して1,511,798千円となりました。これは支払手形の減少38,267千円、営業未払金の増加203,569千円、1年内返済予定の長期借入金の増加81,927千円、未払法人税等の減少101,301千円等によるものであります。 固定負債は、前事業年度末より260,347千円増加して1,094,842千円となりました。これは長期借入金の増加259,008千円等によるものであります。 純資産は、前事業度末より60,162千円減少して2,742,150千円となりました。これは繰越利益剰余金の増加13,042千円、その他有価証券評価差額金の減少78,654千円等によるものであります。
(2)キャッシュ・フロ-の状況当第2四半期累計期間末の現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末比+138,650千円であり、1,532,466千円となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、△135,277千円(前年同四半期は195,749千円)でありました。これは、税引前四半期純利益計上129,396千円、売上債権の増減額△84,152千円、仕入債務の増減額165,302千円、立替金の増減額△207,738千円等が主な要因となっております。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、△9,555千円(前年同四半期は△27,176千円)でありました。これは、投資有価証券の売却による収入77,267千円、投資有価証券の取得による支出△83,293千円によるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、283,482千円(前年同四半期は26,499千円)でありました。これは、長期借入れによる収入550,000千円、長期借入金の返済による支出△209,065千円等によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動該当事項ありません。
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