【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
a.経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類への移行やインバウンドによる人流回復から国内消費の回復が期待される一方で、ロシア・ウクライナ情勢の長期化や原材料・エネルギー価格高騰に加え、外国為替市場での円安・ドル高の進行等により、先行き不透明な状況が続いております。
情報サービス産業におきましては、企業のデジタル変革(DX)への取り組みなどを背景に、生産性向上や業務効率化、及び海外グループ会社を含めたガバナンス強化等はあるものの、現在の好況感の中で投資判断は慎重さが見られました。
このような状況下で当社グループは、主力である固定資産管理ソリューションにおいて、既存顧客に対する当社新製品へのバージョンアップ対応、インフラ業界における案件推進等、上場企業や中堅企業の業務効率化、経営管理強化等に資するソリューションを展開し、顧客のシステム投資需要に応えてまいりました。
なお、第1四半期連結会計期間に発生した大型案件における採算悪化については、改善が進んでおります。現在は新たな大型案件を獲得すべく、成長戦略の一角と位置付けたインフラ業界向けソリューションのリリースに向け、対応を進めております。また、将来の成長エンジン作りとなる研究開発活動を当四半期連結会計期間も活発に進めたことにより、販売費及び一般管理費が増加いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間においては、売上高3,026百万円(前年同四半期比7.0%減)、営業利益415百万円(同43.8%減)、経常利益443百万円(同42.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益301百万円(同44.9%減)となりました。
セグメントの経営成績は次の通りであります。
①パッケージソリューション事業
パッケージソリューション事業におきましては、主力の固定資産ソリューションにおける既存顧客に対する当社新製品へのバージョンアップ対応、インフラ業界における案件推進等を行いました。なお、第1四半期連結会計期間に発生した大型案件における採算悪化等については挽回が進んだものの、将来の成長エンジン作りである研究開発活動を当連結会計期間も活発に進めたこと等により、販売費及び一般管理費が増加いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は2,979百万円(前年同四半期比7.2%減)、営業利益は403百万円(同44.2%減)となりました。
②その他事業
その他事業におきましては、主にソフトウェア製品の仕入販売及び受託開発等を行ってまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は47百万円(前年同四半期比4.9%増)、営業利益は10百万円(同32.1%減)となりました。
b.財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は7,168百万円となり、前連結会計年度末に比べ232百万円増加いたしました。これは主に、売上高の減少に伴い売掛金及び契約資産は199百万円減少したものの、現金及び預金は369百万円、及び仕掛品は56百万円増加したことによるものであります。固定資産は1,731百万円となり、前連結会計年度末に比べ40百万円増加いたしました。これは主に、投資有価証券が68百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は8,899百万円となり、前連結会計年度末に比べ273百万円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は2,030百万円となり、前連結会計年度末に比べ540百万円増加いたしました。これは主に、未払法人税等が42百万円減少したものの、契約負債が536百万円増加したこと等によるものであります。また固定負債は377百万円となり、前連結会計年度末に比べ79百万円減少いたしました。
この結果、負債合計は2,408百万円となり、前連結会計年度末に比べ461百万円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、6,491百万円となり、前連結会計年度末に比べ187百万円減少いたしました。これは主に、その他有価証券評価差額金が51百万円、新株予約権が38百万円増加したものの、利益剰余金が277百万円減少したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は70.1%(前連結会計年度末は75.0%)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,583百万円(前年同期比33.3%増)となりました。当第2四半期連結累計期間の各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1,013百万円(前年同期比24.1%増)となりました。これは主に、法人税等の支払額が182百万円あった一方で、税金等調整前四半期純利益444百万円の計上、契約負債の増加536百万円、賞与引当金の増加140百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、70百万円(前年同期比59.1%減)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入111百万円があった一方で、投資有価証券の取得による支出115百万円や無形固定資産の取得による支出58百万円があったことによるによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、576百万円(前年同期比90.4%減)となりました。これは主に、配当金の支払額576百万円によるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、190百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な影響はありません。
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