【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、原則として当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。(1)経営成績の分析 ①業績の状況当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が残るものの、経済回復の兆しが見られました。しかしながら、緊迫するロシア、ウクライナ情勢や急激な円安、資源や原材料価格の高騰等、厳しい経営環境が続いております。このような状況の中、当社グループにおきましては、売上規模の拡大及び利益の増加を図ることを目的として、2022年10月4日付で株式会社川﨑ハウジング及び株式会社ハウメンテ(以下、「対象会社」という。)の株式を取得し、その業績は当第3四半期より計上されております。以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は15,890百万円(前年同期比67.7%増)、営業利益は1,027百万円(前年同期比74.3%増)、経常利益は1,008百万円(前年同期比75.8%増)となりました。また、対象会社の時価純資産額が取得原価を上回ったことから、特別利益として負ののれん発生益1,809百万円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,459百万円(前年同期比635.8%増)となりました。
②事業の種類別セグメントの業績概要 (分譲マンション事業)分譲マンション事業では、建築資材及び工事労務費の高騰状態が依然として続いており、また、プロジェクト用地の仕入価格も上昇しております。当第3四半期連結累計期間において、新たに3棟100戸の新築マンション(モアグレース高蔵寺フォレストフォート、モアグレース名駅ザ・ゲート、モアグレース千種ミッドステージ)の分譲を開始し、前期から販売開始した物件も併せ69戸(前期は138戸)を成約しております。成約戸数の減少につきましては、今期完成予定の物件が前年と比べて少ないこと(今期3棟125戸、前期7棟191戸)、モアグレース高蔵寺フォレストフォートの岩盤が当初予定よりも強固なため掘削工事に時間を要し、期中での販売スケジュールが遅れたことによるものです。また、引渡しにつきましては、新規完成物件1棟、完成在庫を併せ74戸(前期は69戸)を行っております。以上の結果、売上高は2,856百万円(前年同期比7.5%増)、セグメント利益(営業利益)は、258百万円(前年同期比28.5%増)となりました。
(注文建築事業)注文建築事業では、株式会社アーキッシュギャラリーが株式会社グッドスピード(コード:7676)から設計・施工を受注した「グッドスピード MEGA SUV イオンモール土岐店」や中古車販売店「エコカーオクヒラ」等の引渡しが完了するなど、順調に推移しております。本事業においては、建築資材等の値上げによる原価上昇分を請負金額に転嫁することが難しい状況が続いておりますが、2021年11月に連結子会社となった株式会社髙垣組の業績が加わったことにより、売上高及びセグメント利益(営業利益)は前年同期を大きく上回ることとなりました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間においては、売上高6,274百万円(前年同期比163.3%増)、セグメント利益(営業利益)353百万円(前年同期比67.4%増)となりました。
(戸建分譲事業)戸建分譲事業では、株式会社川﨑ハウジングの業績が当第3四半期より加わったこと、また、建築資材や住宅設備等の値上がりによる原価上昇分を販売価格への転嫁等により吸収できたことから、売上高及びセグメント利益(営業利益)は前年同期を大きく上回ることとなりました。当第3四半期連結累計期間においては、149戸の新規契約、153戸の引渡しを行っており、売上高は6,543百万円(前年同期比62.1%増)、セグメント利益(営業利益)は678百万円(前年同期比79.3%増)となりました。
(不動産管理事業)不動産管理事業では、当第3四半期連結累計期間において、エムジー総合サービス株式会社で分譲マンション236棟6,132戸の管理、賃貸物件の退去に伴うリフォーム73戸、大規模修繕のコンサルタント3件等を手掛けました。また、株式会社ハウメンテの業績が当第3四半期より本事業に計上されております。以上の結果、当第3四半期連結累計期間においては、売上高451百万円(前年同期比20.2%増)、セグメント利益(営業利益)78百万円(前年同期比12.5%増)となりました。
(賃貸事業) 賃貸事業では、連結子会社が保有する区分所有マンション、アパート、土地等を事業に供しております。以上の結果、当第3四半期連結累計期間においては、マンション分譲予定地において賃貸に供していた建物を解体したことに伴い、売上高67百万円(前年同期比24.7%減)、セグメント利益(営業利益)は40百万円(前年同期比32.5%減)となりました。
(2)財政状態の分析①資産当第3四半期連結会計期間末における流動資産は24,746百万円となり、前連結会計年度末に比べ9,591百万円増加いたしました。これは主に株式会社川﨑ハウジング及び株式会社ハウメンテの現金及び預金1,483百万円、販売用不動産が3,002百万円、仕掛販売用不動産が2,847百万円が子会社化により計上されたことによります。固定資産は3,155百万円となり、前連結会計年度末に比べ242百万円増加いたしました。これは主に株式会社川﨑ハウジング及び株式会社ハウメンテの建物188百万円、土地160百万円が子会社化により計上されたことによります。この結果、総資産は27,902百万円となり前連結会計年度末に比べ9,834百万円増加いたしました。
②負債当第3四半期連結会計期間末における流動負債は14,001百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,448百万円増加いたしました。これは主に株式会社川﨑ハウジング及び株式会社ハウメンテの買掛金442百万円、短期借入金3,364百万円、1年以内返済長期借入金244百万円、1年以内償還社債332百万円が子会社化により計上されたことによります。固定負債は、4,906百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,991百万円増加いたしました。これは主に株式会社川﨑ハウジング及び株式会社ハウメンテの社債588百万円、長期借入金585百万円増加が子会社化により計上され、また、各社のプロジェクト資金の借入により長期借入金が1,929百万円増加したことによります。この結果、負債合計は18,908百万円となり前連結会計年度末に比べ7,440百万円増加いたしました。
③純資産当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は8,993百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,393百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益2,459百万円の計上によるものであります。この結果、自己資本比率は32.0%(前連結会計年度末は36.2%)となりました。
(3)財務政策当社グループの主要事業である分譲マンション事業は、マンションの建設着工から完成まで平均14ヶ月位を要し、分譲代金の回収もマンションの完成時期に集中する点をふまえ、資金需要に柔軟に対応できるよう、金融機関との円滑な関係を構築しております。
(4)営業キャッシュ・フロー 当社グループの主要事業である分譲マンション事業においては、マンション用地の取得資金を金融機関からの借入によっており、かつ用地取得からマンションの完成による資金回収までの期間が一事業年度で完結しないことから、マンション用地の取得状況によって、営業キャッシュ・フローは大きく変動いたします。
(5)上半期及び下半期の変動 当社グループの主要事業である分譲マンション事業においては、マンションの売買契約成立後、顧客への引渡時に売上が計上されるため、マンションの完成時期の偏りにより上半期と下半期では経営成績に変動が生じる傾向があります。当期は第4四半期連結会計期間に集中しています。
(6)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(7)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
