【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、原則として当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。(1)経営成績の分析 ①業績の状況当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が残るものの、経済回復の兆しが見られました。しかしながら緊迫するロシア、ウクライナ情勢や急激な円安、資源や原材料価格の高騰等、厳しい経営環境が続いております。 そのような状況の中、当社の当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高8,908百万円(前年同期比38.5%増)、営業利益554百万円(前年同期比54.2%増)、経常利益560百万円(前年同期比58.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益358百万円(前年同期比75.3%増)となりました。
②事業の種類別セグメントの業績概要 (分譲マンション事業) 分譲マンション業界は、住宅ローンが低金利で推移していることやディンクス・パワーカップル市場での住宅取得意欲が旺盛な事等により、需要は堅調に推移しております。一方で建築資材及び工事労務費の高騰状況は依然続いており、また、プロジェクト用地の仕入価格も上昇しております。さらに、コロナ禍による感染対策の継続、ウクライナ情勢、円安に伴う光熱費や物価、金利上昇の懸念等の要因も、消費マインドに影響を与える可能性があります。 そうした情勢の下にありながらも、分譲マンション事業につきましては、当第2四半期連結累計期間において、新たに3棟100戸の新築マンションを分譲し、前期から販売開始した物件も併せ42戸(前期は86戸)を成約しております。また、引渡しにつきましては、新規完成物件1棟、完成在庫を併せ62戸(前期は47戸)を行っております。 以上の結果、売上高は2,388百万円(前年同期比35.8%増)、セグメント利益(営業利益)は、274百万円(前年同期比86.3%増)となりました。(注:当社グループの主要事業である分譲マンション事業においては、マンションの売買契約成立後、顧客への引渡時に売上が計上されるため、マンションの完成時期の偏りにより経営成績に変動が生じる傾向があります。)
(注文建築事業)注文建築事業につきましては、2021年11月に連結子会社となった㈱髙垣組の業績が加わったことにより、売上高は前年同期を大きく上回ることとなりました。しかしながら、注文建築事業においては建築資材等の値上げによる原価上昇分を請負金額に転嫁することが難しいことから、セグメント利益(営業利益)は、前年同期比で微増となりました。当第2四半期連結累計期間においては、中規模改修等218件の引渡しを行っており、引渡済の物件を含め、70件の工事について工事の進捗に基づき売上を計上いたしました。以上の結果、売上高3,499百万円(前年同期比116.5%増)、セグメント利益(営業利益)138百万円(前年同期比21.3%増)となりました。
(戸建分譲事業)戸建分譲事業につきましては、売上高は前年同期比で微増となりました。建築資材や住宅設備等の値上がりにより原価が上がっておりますが、販売価格への転嫁等により値上がり分を吸収し、前年同期を上回る利益を確保することができました。しかしながら、建築資材や住宅設備等の値上がりは依然として続いております、販売価格への転嫁にも限界があることから、今後の利益については不透明な状況が続いております。当第2四半期連結累計期間においては、72戸の新規契約、56戸の引渡しを行っており、売上高2,867百万円(前年同期比3.1%増)、セグメント利益(営業利益)298百万円(前年同期比32.4%増)となりました。
(不動産管理事業)不動産管理事業につきましては、連結子会社の株式会社エムジー総合サービスにおいて、分譲マンション236棟6,132戸の管理、賃貸物件の退去に伴うリフォーム46戸、大規模修繕のコンサルタント2件等を手掛けました。当第2四半期連結累計期間においては、売上高274百万円(前年同期比7.5%増)、セグメント利益(営業利益)48百万円(前年同期比3.6%減)となりました。
(賃貸事業) 賃貸事業につきましては、連結子会社が保有する区分所有マンション、アパート、土地等を事業に供しております。 当第2四半期連結累計期間においては、マンション分譲用地上で賃貸に供していた建物を解体したことに伴い、売上高42百万円(前年同期比32.8%減)、セグメント利益(営業利益)は23百万円(前年同期比45.5%減)となりました。
(2)財政状態の分析 ①資産当第2四半期連結会計期間末における流動資産は16,033百万円となり、前連結会計年度末に比べ879百万円増加いたしました。これは主に仕入により仕掛販売用不動産が2,314百万円増加し、現金及び預金が906百万円、売上代金の回収により受取手形、売掛金及び契約資産が129百万円減少したことによります。固定資産は2,743百万円となり、前連結会計年度末に比べ169百万円減少いたしました。これは主に売却により建物が33百万円、土地が31百万円減少したことによります。 この結果、総資産は18,777百万円となり前連結会計年度末に比べ709百万円増加いたしました。
②負債当第2四半期連結会計期間末における流動負債は8,785百万円となり、前連結会計年度末に比べ766百万円減少いたしました。これは主に販売物件の契約に伴う手付金等の入金により契約負債が258百万円、プロジェクト資金の借入により短期借入金が132百万円、関係会社短期借入金が600百万円、1年以内返済予定の長期借入金が383百万円増加し、工事代金の支払いにより支払手形及び買掛金が1,709百万円、税金の納付により未払法人税等が335百万円減少したことによります。固定負債は、3,113百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,198百万円増加いたしました。これは主にプロジェクト資金の借入により長期借入金が1,309百万円増加したことによります。 この結果、負債合計は11,899百万円となり前連結会計年度末に比べ432百万円増加いたしました。
③純資産当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は6,877百万円となり、前連結会計年度末に比べ277百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益358百万円の計上によるものであります。 この結果、自己資本比率は36.3%(前連結会計年度末は36.2%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、営業活動により3,302百万円減少、投資活動により59百万円増加、財務活動により2,325百万円増加した結果、前連結会計年度末に比べ917百万円減少し、2,308百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間において、営業活動による資金の減少は3,302百万円となりました。これは主に売上債権の回収による増加で613百万円、土地仕入れ等の棚卸資産の取得による支出2,203百万円、工事代の支払いによる仕入債務の減少2,302百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間において、投資活動による資金の増加は59百万円となりました。これは主に固定資産の売却による収入45百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間において、財務活動による資金の増加は2,325百万円となりました。これは主に、プロジェクト資金の長期借入による収入2,266百万円、短期借入による収入2,588百万円、短期借入金の返済による支出1,855百万円によるものであります。
(4)上半期及び下半期の変動 当社グループの主要事業である分譲マンション事業においては、マンションの売買契約成立後、顧客への引渡時に売上が計上されるため、マンションの完成時期の偏りにより上半期と下半期では経営成績に変動が生じる傾向があります。
(5)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
