【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績の状況
当第1四半期累計期間(2023年1月1日~2023年3月31日)におけるわが国経済は、景気は、一部に弱さがみられるものの、緩やかに持ち直している状況で推移いたしました。また、先行きにつきましては、ウィズコロナの下で、各種政策の効果もあって、景気が持ち直していくことが期待されますが、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっており、また、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があるとされております。
このような環境の中、当第1四半期累計期間の売上高は、151百万円(前年同四半期比56.9%減)に、営業損失は94百万円(前年同四半期は営業利益29百万円)に、経常損失は97百万円(前年同四半期は経常利益29百万円)に、四半期純損失は97百万円(前年同四半期は四半期純利益25百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①基板事業
売上高は124百万円(前年同四半期比59.8%減)となりました。セグメント損失は、74百万円(前年同四半期はセグメント利益28百万円)となりました。
②不動産賃貸事業
売上高は25百万円(前年同四半期比39.9%減)となりました。セグメント損失は、4百万円(前年同四半期はセグメント利益1百万円)となりました。
③その他
その他は、SiC加工事業等でありますが、売上高は2百万円となりました。セグメント損失は、15百万円とりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末と比べて67百万円減少し、1,463百万円となりました。
流動資産は、現金及び預金の減少等により120百万円減の347百万円に、固定資産は、有形固定資産の取得等により53百万円増の1,115百万円となりました。
負債は、支払手形及び買掛金の減少等により29百万円減少し、813百万円となりました。
純資産は、新株予約権の行使の一方、四半期純損失の計上等により38百万円減少し、650百万円となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
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