【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にある中、持ち直しの動きが続いているものの、個人消費や雇用情勢は弱い動きとなっています。引き続き国内外の感染症の動向や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要がある状況です。
一方、当社グループの既存事業と密接に関連する新築マンション市場、特に首都圏マンション市場におきましては、当第2四半期連結累計期間の供給戸数が新型コロナウイルス感染症の影響により販売が大きく落ち込んだ前年と比較すれば同期比77.3%増(出典「株式会社不動産経済研究所」)となりましたが、個人消費に弱さが見られる等、依然として厳しい状況で推移いたしました。
このような状況のなか、既存取引先とのさらなる関係強化及び新規法人開拓の強化に注力してまいりました。
この結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高1,367百万円(前年同四半期比5.3%増)、営業利益30百万円(同16.3%増)、経常利益32百万円(同8.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益25百万円(同93.8%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(ハウスケア事業)
ハウスケア事業に関しましては、マンションデベロッパー及び管理会社との取引関係のさらなる強化及び新規法人開拓の強化に注力するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響が比較的少ないアフターメンテナンスに力を入れてまいりましたが、消費マインドの低下等により、売上・利益ともに、厳しい状況で推移いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間におけるハウスケア事業の経営成績は、売上高527百万円(前年同四半期比1.2%減)、営業利益78百万円(同19.4%減)となりました。
(ビル総合管理事業)
ビル総合管理事業に関しましては、人件費及び材料費の増加や求人募集費の高騰に伴う経費増があったものの、新規現場の獲得等があり、順調に推移いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間におけるビル総合管理事業の経営成績は、売上高761百万円(同4.6%増)、営業利益30百万円(同7.6%減)となりました。
(総合不動産事業)
総合不動産事業に関しましては、土地販売が出来たことにより、比較的順調に推移いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における総合不動産事業の経営成績は、売上高58百万円(同58.0%増)、営業利益6百万円(前年同四半期は営業損失0百万円)となりました。
(その他事業)
その他事業に関しましては、医療関連機器の販売により、順調に推移いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間におけるその他事業の経営成績は、売上高20百万円(前年同四半期は売上高0百万円)、営業利益17百万円(前年同四半期は営業損失0百万円)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は3,048百万円となり、前連結会計年度末に比べ76百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が154百万円増加したことなどによる一方、受取手形及び売掛金が19百万円、販売用不動産が41百万円減少したことなどによるものであります。固定資産は194百万円となり、前連結会計年度末に比べ1百万円減少いたしました。これは主に建物及び構築物(純額)が1百万円減少したことなどによるものであります。
この結果、総資産は3,243百万円となり、前連結会計年度末に比べ75百万円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は359百万円となり、前連結会計年度末に比べ1百万円減少いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が13百万円、未払法人税等が8百万円増加したことなどによる一方、未払金が3百万円、その他が19百万円減少したことなどによるものであります。固定負債は87百万円となり、前連結会計年度末に比べ1百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が1百万円増加したことなどによるものであります。
この結果、総負債は446百万円となり、前連結会計年度末に比べ0百万円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は2,796百万円となり、前連結会計年度末に比べ75百万円増加いたしました。これは主に資本金が39百万円、資本剰余金が39百万円増加したこと及び親会社株主に帰属する四半期純利益25百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は81.4%(前連結会計年度末は79.9%)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ153百万円の増加となり、当第2四半期連結累計期間の資金残高は、1,775百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は104百万円(前年同四半期は16百万円の使用)となりました。これは主に販売用不動産の増減などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は0百万円(前年同四半期は0百万円の使用)となりました。これは主に定期預金の預入による支出などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は49百万円(前年同四半期はありませんでした。)となりました。これは主に株式の発行による収入などによるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年12月期の連結業績予想に関しては、現時点では、新型コロナウイルス感染症の終息時期の見通しが立たず、当社グループ業績に与える影響について、適正かつ合理的な算定の実施が困難なため、連結業績予想値には織り込んでおりません。連結業績予想については、本日(2021年8月11日)公表いたしました「2021年12月期第2四半期累計期間の連結業績予想と実績との差異および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。また、今後、当社グループ業績に与える新型コロナウイルス感染症の拡大による影響が重大と見込まれることが明らかになった場合には、速やかに開示いたします。
