【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
経営成績等の状況の概要
当第2四半期連結累計期間における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績(以下、「経営成績等」という。)及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結累計期間末において判断したものです。
(1)財政状態及び経営成績の状況
イ.財政状態
(資産の部)
当第2四半期連結累計期間末における資産の残高は719億50百万円(前期末比3.8%減)となり、前連結会計年度末に比べ28億11百万円の減少となりました。主な要因としましては、「受取手形・完成工事未収入金等」及び「投資有価証券」が増加した一方で、「現金及び預金」が減少したことによるものです。
(負債の部)
当第2四半期連結累計期間末における負債の残高は314億76百万円(前期末比12.3%減)となり、前連結会計年度末に比べ44億23百万円の減少となりました。主な要因としましては、「短期借入金」が増加した一方で、「支払手形・工事未払金等」及び「電子記録債務」、「未成工事受入金」が減少したことによるものです。
(純資産の部)
当第2四半期連結累計期間末における純資産の残高は404億74百万円(前期末比4.1%増)となり、前連結会計年度末に比べ16億12百万円の増加となりました。主な要因としましては「その他有価証券評価差額金」及び「為替換算調整勘定」が増加したことによるものです。
ロ.経営成績
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の分類が「第5類」に引き下げられ、家計部門ではこれまで抑制されてきた対面型サービスへの支出増加、企業部門では設備投資の再開や前向きな投資増加等の経済活動の正常化を背景に内需を中心に緩やかに持ち直しています。しかしながら世界経済におきましては、欧米経済の物価高や金融引き締めの影響による減速、長期化したウクライナ情勢、資源価格の動向や為替変動など海外情勢の不安定さや海外経済の回復ペースの鈍化の影響を受けており、引き続き日本経済への影響に十分注意する必要があります。
当社グループが主に事業を展開している建設業界においては、政府建設投資は底堅く推移しており、民間建設投資も持ち直しの動きがみられておりますが、労働者不足や労務費の上昇、原材料価格の高騰、為替変動、同業他社との厳しい受注環境の激化等、引き続き注視が必要な状況が続いております。また、連結子会社のホテル事業につきましては、諸外国における各種規制の撤廃の影響により、コロナ禍前の水準への緩やかな回復基調にあります。
かかる状況下におきまして、当社グループの当第2四半期連結累計期間における連結売上高は386億16百万円(前年同四半期比12.2%増)となりました。損益面につきましては、営業利益が15億10百万円(前年同四半期比0.2%増)、経常利益が17億85百万円(前年同四半期比12.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が13億24百万円(前年同四半期比9.3%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
①建設事業 当第2四半期連結累計期間における建設事業の業績につきましては、受注高は前年同四半期と比べ15.2%減の492億92百万円、売上高は前年同四半期比11.1%増の369億24百万円となり、セグメント利益は前年同四半期比18.8%減の12億88百万円となりました。
②ゴルフ場事業 ゴルフ場事業の業績につきましては、売上高は前年同四半期比0.5%減の1億73百万円となり、セグメント利益は前年同四半期比25.4%減の37百万円となりました。
③ホテル事業 ホテル事業の業績につきましては、売上高は前年同四半期比95.2%増の11億56百万円となり、セグメント利益は1億30百万円(前年同四半期は1億91百万円のセグメント損失)となりました。
④広告代理店事業 広告代理店事業の業績につきましては、売上高は前年同四半期比6.6%減の4億5百万円となり、セグメント利益は前年同四半期比69.1%減の14百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は前連結会計年度末に比べ68億11百万円減少し、185億10百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少97億13百万円(前年同四半期は100億77百万円の増加)の主な内訳は、仕入債務の減少70億74百万円及び売上債権の増加26億76百万円、未成工事受入金の減少11億77百万円などによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少2億49百万円(前年同四半期は1億39百万円の減少)の主な内訳は、定期預金の払戻8億7百万円、定期預金の預入9億21百万円及び有形固定資産の取得92百万円などによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加28億81百万円(前年同四半期は48億78百万円の減少)の主な内訳は、配当金の支払6億52百万円及び自己株式の取得4億55百万円、短期借入金の増加40億円などによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、53百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
