【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
(資産)当第2四半期会計期間末における資産は1,233,089千円となり、前事業年度末に比べて216,173千円(14.9%)減少いたしました。これは主として、ソフトウエア仮勘定が57,238千円増加したものの、売掛金が252,539千円減少、現金及び預金が42,599千円減少したことによるものであります。
(負債)当第2四半期会計期間末における負債は478,253千円となり、前事業年度末に比べて279,423千円(36.9%)減少いたしました。これは主として、買掛金が229,877千円減少したことによるものであります。
(純資産)当第2四半期会計期間末における純資産は754,835千円となり、前事業年度末に比べて63,250千円(9.1%)増加いたしました。これは主として、四半期純損失の計上に伴い利益剰余金が12,287千円減少したものの、資本金が38,028千円増加、資本準備金が38,028千円増加したことによるものであります。
② 経営成績当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響からの持ち直しによる経済活動の正常化が進み、回復傾向にありますが、ウクライナ情勢や円安を受けて進む物価高による個人消費への影響も懸念され、国内経済の先行きは不透明な状況が続いております。当社が属するインターネット広告市場においては、経済産業省の特定サービス産業動態統計調査(2023年8月分確報)によると、2023年8月のインターネット広告の売上高合計は114,830百万円(前年同月比4.56%増)と引き続き回復傾向となってきておりますが、当社が注力してまいりましたインターネットを活用した求人広告市場につきましては、2023年9月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.29倍(厚生労働省「一般職業紹介状況(2023年9月分)について」)で直近では微減で推移しており、2023年9月の職種分類別求人広告掲載件数は、全体で131万3千件(公益社団法人全国求人情報協会 「求人広告掲載件数等集計結果(2023年9月分)」)となっており、前年同月比で増加し、回復基調となっているものの更なる回復が望まれます。このような事業環境の下、当事業年度より、事業の分類を『コミュニケーションデータ事業』、『HRデータ事業』、『新規事業』及び『その他』の4つの区分として当社の目指すべき方向性を合わせるべく、整理いたしました。『コミュニケーションデータ事業』は、当社の優位性の一つであるデータとテクノロジーを組み合わせて収益を上げていく事業として、『らくらく連絡網』、『らくらくアルバイト』、『pinpoint』及び『他媒体広告』を含めており、当第2四半期累計期間は代理店戦略の強化やアライアンスの推進を行い、データの拡充と有効活用を図ってまいりました。『HRデータ事業』は、顧客が求人業界であり、当社が培ってきた求人広告分野におけるノウハウとテクノロジーを組み合わせた事業として、『求人検索エンジン』、『HR Ads Platform』及び『ジョブオレ』を含めており、当第2四半期累計期間は『HR Ads Platform』に社内リソースを集中させて、新規求人メディア連携やATS連携の強化を図ってまいりました。『新規事業』は、既存事業の強みが生きる領域で展開し、新たに獲得した顧客データにより共通顧客基盤の拡充を目指していく事業として、『休日いぬ部』、『perrole』及び『Web3事業』を含めており、当第2四半期累計期間は外部提携や販売チャネルの開拓を行い、データの拡充を図ってまいりました。その結果、『らくらく連絡網』の2023年9月末時点の会員数は702万人(前年同期比0.3%増)、アプリ会員数は301万人(前年同期比7.8%増)、有効団体数は39万団体(前年同期比0.1%減)、『らくらくアルバイト』の2023年9月末時点の会員数は199万人(前年同期比3.9%増)、『ジョブオレ』の2023年9月末時点の求人原稿数は542千件(前年同期比40.2%増)となっております。以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は1,898,622千円(前年同四半期比41.3%増)、営業損失は4,121千円(前年同四半期は24,522千円の営業損失)、経常損失は6,342千円(前年同四半期は25,287千円の経常損失)、四半期純損失は12,287千円(前年同四半期は41,998千円の四半期純損失)となりました。また、当社は、「インターネットメディア関連事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。なお、当第2四半期累計期間の事業別の販売実績を示すと、次の通りであります。
事業の名称
当第2四半期累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
販売高(千円)
前年同期比(%)
コミュニケーションデータ事業
423,035
+10.7
HRデータ事業
1,316,247
+40.8
新規事業
137,160
―
その他
22,178
△17.5
合計
1,898,622
+41.3
(注)第1四半期会計期間より、上述の通り、『コミュニケーションデータ事業』、『HRデータ事業』、『新規事業』及び『その他』としておりますが、前年同期比に関しては、組替えた後の数値にて比較して算出しております。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、414,975千円となり、前事業年度末に比べ42,599千円減少しました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により獲得した資金は35,802千円(前年同四半期は2,238千円の使用)となりました。これは主に、仕入債務の減少額229,877千円があったものの、売上債権の減少額252,418千円、前受金の増加額28,864千円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により使用した資金は123,946千円(前年同期比37.8%増)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出109,651千円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により獲得した資金は45,544千円(前年同期比544.5%増)となりました。これは主に、新株予約権の行使による株式の発行による収入45,672千円があったこと等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動該当事項はありません。
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