【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 財政状態及び経営成績の状況
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 経営成績の状況
当社グループは、「ベンチャースピリット溢れる企業集団を目指す。」を企業理念とし、グループ本社の機能を充実することで、各事業会社の相互連携を強化し、グループ全体での間接コストを抑制して、利益成長を加速させることを経営方針としております。
本年度の重点施策として、成長分野への投資を集中させることによりグループ各社の事業展開スピードを加速させるとともに、調達・製造・製品企画など様々な領域で、グループ各社の事業連携の強化を目指しております。
当第2四半期連結累計期間は、SS事業は堅調に推移した一方で、IA事業のFA関連及びMECT関連が伸び悩んだこと等により、売上高は271億97百万円と前年同期に比べ0.2%の減収となりました。利益面につきましても、コロナ禍の行動制限の緩和による営業・販売促進活動の強化及び為替の影響並びに国内外の物価上昇により、販売費及び一般管理費が増加したため、営業利益は26億59百万円(前年同期比25.9%減)、経常利益は29億31百万円(前年同期比31.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、19億85百万円(前年同期比36.4%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(SS事業)
SS事業は、売上高120億96百万円(前年同期比5.1%増)、営業利益は12億63百万円(前年同期比18.7%減)となりました。
防犯関連は、売上高は83億90百万円(前年同期比5.5%増)となりました。海外ではヨーロッパで屋外用センサーの販売が、国内では警備会社向けの販売が堅調に推移した結果、前年同期実績を上回りました。
自動ドア関連は、製品供給体制が評価され国内外共に販売が順調に推移した結果、売上高は27億39百万円(前年同期比9.9%増)となりました。
(IA事業)
IA事業は、売上高144億48百万円(前年同期比3.9%減)、営業利益は13億84百万円(前年同期比34.8%減)となりました。
FA関連は、ヨーロッパ向けの販売は順調に推移したものの、中国で二次電池向けが低調に推移しました。また、国内では半導体関連の設備投資抑制や顧客の在庫調整の影響を受けて販売が伸び悩んだ結果、売上高は51億65百万円(前年同期比7.6%減)となりました。
MVL関連は、国内では自動車関連の電子部品向けの販売が、海外では物流向けの販売が堅調に推移した結果、売上高は67億18百万円(前年同期比0.8%増)となりました。
IPC関連は、半導体製造装置向けで部品不足等による製造遅延により、売上高は20億22百万円(前年同期比3.1%減)となりました。
MECT関連は、二次電池製造装置の受注案件が製造過程にあることから、売上高は5億42百万円(前年同期比22.1%減)となりました。
(EMS事業)
EMS事業における外部顧客への売上高は、生産受託案件が伸び悩んだことにより3億63百万円(前年同期比14.0%減)となりました。一方、営業利益はグループ内製品の製造量が増加したこと等により、2億72百万円(前年同期比143.3%増)となりました。
<参考>
・地域別売上高
当第2四半期連結累計期間 (自 2023年1月1日 至 2023年6月30日) (単位:百万円)
日本
米州
欧州
アジア
計
11,811
3,665
8,344
3,376
27,197
(注)1.地域は、地理的近接度により区分しております。
2.各区分に属する主な地域の内訳は次のとおりであります。
(1)米州 ………… 北米、中南米
(2)欧州 ………… ヨーロッパ、中東、アフリカ
(3)アジア ……… アジア、オセアニア
② 財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は655億42百万円となり、前連結会計年度末に比べ22億39百万円増加しました。
流動資産は502億59百万円となり、23億26百万円増加しました。これは主に、受取手形及び売掛金が7億75百万円、現金及び預金が4億30百万円それぞれ減少したものの、原材料及び貯蔵品等の棚卸資産が35億37百万円増加したことによるものであります。
固定資産は152億83百万円となり、86百万円減少しました。これは主に、工具、器具及び備品等の有形固定資産が1億56百万円増加したものの、投資その他の資産が1億36百万円、償却等により顧客関係資産等の無形固定資産が1億6百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は230億28百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億38百万円減少しました。これは主に、長期借入金等の固定負債が28億72百万円増加したものの、短期借入金及び未払法人税等の流動負債が34億11百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は425億14百万円となり、前連結会計年度末に比べ27億78百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が13億45百万円、為替換算調整勘定等のその他の包括利益累計額が13億95百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比較して4億30百万円減少し、168億56百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は3億62百万円(前年同期は14億87百万円の獲得)となりました。これは主に棚卸資産の増加(31億84百万円)、法人税等の支払(13億94百万円)、賞与引当金の減少(5億16百万円)により資金が減少したものの、税金等調整前四半期純利益の確保(29億34百万円)、売上債権の減少(12億65百万円)により資金が増加したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は3億46百万円(前年同期は6億90百万円の使用)となりました。これは主に有価証券並びに投資有価証券の売却及び償還による収入(3億9百万円)があったものの、有形固定資産の取得による支出(4億50百万円)、無形固定資産の取得による支出(93百万円)により資金が減少したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は12億92百万円(前年同期は6億3百万円の使用)となりました。これは主に長期借入れによる収入(42億円)があったものの、短期借入金の純減少額(43億3百万円)、配当金の支払(6億39百万円)により資金が減少したものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は16億44百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
#C6914JP #オプテックスグループ #電気機器セクター
