【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 財政状態及び経営成績の状況
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 経営成績の状況
当社グループは、「ベンチャースピリット溢れる企業集団を目指す。」を企業理念とし、グループ本社の機能を充実することで、各事業会社の相互連携を強化し、グループ全体での間接コストを抑制して、利益成長を加速させることを経営方針としております。
本年度の重点施策として、成長分野への投資を集中させることによりグループ各社の事業展開スピードを加速させるとともに、調達・製造・製品企画など様々な領域で、グループ各社の事業連携の強化を目指しております。
当第1四半期連結累計期間は、SS事業は堅調に拡大した一方で、IA事業のIPC関連及びMECT関連が伸び悩んだこと等により、売上高は138億22百万円と前年同期に比べ0.6%の減収となりました。利益面につきましても、コロナ禍の行動制限の緩和による営業・販売促進の強化及び為替の影響等により、販売費及び一般管理費が増加したため、営業利益は17億51百万円(前年同期比17.4%減)、経常利益は17億53百万円(前年同期比27.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億82百万円(前年同期比32.1%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(SS事業)
SS事業は、売上高61億19百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益は6億94百万円(前年同期比19.0%減)となりました。
防犯関連は、売上高は41億63百万円(前年同期比9.3%増)となりました。海外ではヨーロッパの屋外用センサーの販売が堅調に推移し、前年同期実績を上回りました。一方、国内では部品不足により警備会社向けの販売が伸び悩んだ結果、前年同期実績を若干下回りました。
自動ドア関連は、製品供給体制が評価され国内外共に販売が順調に推移した結果、売上高は14億54百万円(前年同期比18.3%増)となりました。
(IA事業)
IA事業は、売上高74億48百万円(前年同期比6.6%減)、営業利益は9億55百万円(前年同期比29.7%減)となりました。
FA関連は、中国で二次電池向けの販売が堅調に推移したものの、国内では半導体、電子部品向けの販売が伸び悩んだ結果、売上高は26億8百万円(前年同期比3.8%減)となりました。
MVL関連は、国内で自動車向けの販売が堅調に推移し、海外では物流向けの販売が順調に推移した結果、売上高は35億1百万円(前年同期比2.6%増)となりました。
IPC関連は、半導体製造装置向けで部品不足による製品製造遅延により、産業用コンピュータの売上が第2四半期以降にずれ込んだ結果、売上高は11億7百万円(前年同期比15.1%減)となりました。
MECT関連は、二次電池製造装置の受注案件が製造過程にあることから、売上高は2億30百万円(前年同期比57.8%減)となりました。
(EMS事業)
EMS事業における外部顧客への売上高は、生産受託案件が伸び悩んだことにより1億28百万円(前年同期比27.8%減)となりました。一方、営業利益はグループ内製品の製造量が増加したこと等により、2億39百万円(前年同期は2百万円の利益)となりました。
<参考>
・地域別売上高
当第1四半期連結累計期間 (自 2023年1月1日 至 2023年3月31日) (単位:百万円)
日本
米州
欧州
アジア
計
5,988
1,831
4,254
1,749
13,822
(注)1.地域は、地理的近接度により区分しております。
2.各区分に属する主な地域の内訳は次のとおりであります。
(1)米州 ………… 北米、中南米
(2)欧州 ………… ヨーロッパ、中東、アフリカ
(3)アジア ……… アジア、オセアニア
② 財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は630億17百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億84百万円減少しました。
流動資産は477億96百万円となり、1億36百万円減少しました。これは主に、原材料及び貯蔵品等の棚卸資産が18億45百万円、その他流動資産が3億19百万円それぞれ増加したものの、現金及び預金が23億64百万円減少したことによるものであります。
固定資産は152億21百万円となり、1億48百万円減少しました。これは主に、投資その他の資産が1億36百万円、償却等により顧客関係資産等の無形固定資産が27百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は223億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億98百万円減少しました。これは主に、未払法人税等の流動負債が7億50百万円減少したことに加え、長期借入金等の固定負債が4億47百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は406億48百万円となり、前連結会計年度末に比べ9億13百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が5億43百万円、為替換算調整勘定等のその他の包括利益累計額が3億50百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、8億26百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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