【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 財政状態及び経営成績の状況
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 経営成績の状況
当社グループは、「ベンチャースピリット溢れる企業集団を目指す。」を企業理念とし、グループ本社機能の強化・レベルアップによりグループ全体の間接コストを抑制し、グループ各社の事業展開スピードを向上させ利益成長を加速することを経営方針としております。
本年度の重点施策として、グループ本社の管理機能を向上させることにより、グループ全体のコストの効率化と財務力の強化を図り、グループ各社の機動的な事業展開を促進しております。また、グループ各社の事業連携の強化を推し進め、シナジーの創出を加速することを目指しております。
当第3四半期連結累計期間は、既存主力事業の大幅な伸長及び為替の影響等で、売上高は404億68百万円と前年同期に比べ18.9%の増収となりました。利益面では、売上高の伸長に伴う売上総利益の増加が販売費及び一般管理費の増加を大きく上回ったため、営業利益は52億95百万円(前年同期比38.8%増)となり、経常利益は為替差益の増加等により62億39百万円(前年同期比48.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は45億20百万円(前年同期比53.1%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(SS事業)
SS事業は、売上高173億39百万円(前年同期比15.4%増)、営業利益は22億93百万円(前年同期比26.7%増)となりました。
防犯関連は、売上高は119億56百万円(前年同期比15.7%増)となりました。国内におきましては、部品不足による製品供給遅延が影響し、前年同期実績を下回りました。一方、海外におきましては、米国及びヨーロッパでの大型重要施設向け屋外用センサーの販売が順調に推移し、前年同期実績を大幅に上回りました。
自動ドア関連は、国内向けの販売が堅調に推移し、海外向けの販売も大幅に伸長した結果、売上高は38億90百万円(前年同期比19.2%増)となりました。
(IA事業)
IA事業は、売上高220億34百万円(前年同期比21.2%増)、営業利益は30億62百万円(前年同期比40.9%増)となりました。
FA関連は、半導体、電子部品及び二次電池向けの需要が拡大し、中国を中心とした海外向けの販売が大幅に伸長した結果、売上高は83億64百万円(前年同期比15.4%増)となりました。
MVL関連も、半導体及び電子部品業界向けの販売が好調に拡大しており、売上高は98億85百万円(前年同期比17.3%増)となりました。
IPC関連は、半導体製造装置向けで産業用コンピュータの販売が堅調に推移した結果、売上高は29億71百万円(前年同期比18.5%増)となりました。
MECT関連は、売上高は8億12百万円となりました。なお、第1四半期連結会計期間より、2021年11月に連結子会社化したミツテック株式会社を、IA事業のMECT関連としております。
※MECT:Mechatronics(メカトロニクス)
(EMS事業)
EMS事業における外部顧客への売上高は、生産受託案件の増加により6億56百万円(前年同期比37.4%増)となりました。営業利益もグループ内製品の製造量が増加した結果、3億18百万円(前年同期比25.4%増)となりました。
<参考>
・地域別売上高
当第3四半期連結累計期間 (自 2022年1月1日 至 2022年9月30日) (単位:百万円)
日本
米州
欧州
アジア
計
17,691
5,340
11,762
5,673
40,468
(注)1.地域は、地理的近接度により区分しております。
2.各区分に属する主な地域の内訳は次のとおりであります。
(1)米州 ………… 北米、中南米
(2)欧州 ………… ヨーロッパ、中東、アフリカ
(3)アジア ……… アジア、オセアニア
② 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は627億75百万円となり、前連結会計年度末に比べ50億6百万円増加しました。
流動資産は473億49百万円となり、48億4百万円増加しました。これは主に、原材料及び貯蔵品等の棚卸資産が36億67百万円増加したことに加え、売上高の増加により受取手形及び売掛金が10億55百万円増加したことによるものであります。
固定資産は154億26百万円となり、2億1百万円増加しました。これは主に、償却等により顧客関係資産等の無形固定資産が2億40百万円減少したものの、投資その他の資産が2億45百万円、建物及び構築物等の有形固定資産が1億96百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は226億4百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億96百万円増加しました。これは主に、短期借入金等の流動負債が9億77百万円減少したものの、長期借入金等の固定負債が11億73百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は401億71百万円となり、前連結会計年度末に比べ48億10百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が33億48百万円、為替換算調整勘定が15億1百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、23億68百万円であります。なお、ミツテック株式会社の子会社化に伴い、第1四半期連結累計期間より「IA事業のMECT関連」に係る研究開発活動が加わっております。
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