【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第1四半期連結会計期間末のお客さま数は、ガス・LPG・電気の合計で前年同四半期末と比べ5万5千件増加し294万2千件となった。ガスのお客さま数は、同1千件減少し174万9千件となった。LPGのお客さま数は、同3千件増加し60万6千件となった。電気のお客さま数は、同5万2千件増加し58万7千件となった。当第1四半期連結累計期間のガス販売量は、前年同四半期と比べ4.2%減少し7億9千万㎥となった。用途別では、家庭用は、春先の気温が高めに推移した影響等により同7.0%の減少となった。業務用等は、お客さま先設備の稼働が前年同四半期を下回ったことにより同3.6%の減少となった。LPGの販売量は同5.0%減少し10万9千トン、電気の販売量は同5.7%増加し4億7千4百万kWhとなった。
当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期と比べ107億5千9百万円増加し1,552億7千5百万円となった。売上原価は、同7億2千2百万円増加し1,014億6千2百万円となった。供給販売費及び一般管理費は、同5億6千2百万円減少し301億9千万円となった。これらの結果、経常利益は同113億8千6百万円増加し256億8千3百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は同82億7千5百万円増加し185億9千7百万円となった。 当第1四半期連結累計期間は、ガス販売量の減少があったものの、原料費調整制度による原材料費と売上高の期ずれ差益の影響などにより、前年同四半期と比べ増益となった。
セグメントの業績を示すと、次のとおりである。
①ガスお客さま数は、前年同四半期末と比べ1千件減少し174万9千件となった。販売量は、前年同四半期と比べ4.2%減少し7億9千万㎥となった。売上高は、前年同四半期比139億5百万円増の1,080億8千6百万円となった。セグメント利益は、同91億8千4百万円増の206億9百万円となった。
②LPG・その他エネルギーLPGのお客さま数は、前年同四半期末と比べ3千件増加し60万6千件、販売量は、前年同四半期と比べ5.0%減少し10万9千トンとなった。売上高は、前年同四半期比26億2千4百万円減の236億9千5百万円となった。セグメント利益は、同8億5千9百万円増の11億5百万円となった。
③電気お客さま数は、前年同四半期末と比べ5万2千件増加し58万7千件、販売量は、前年同四半期と比べ5.7%増加し4億7千4百万kWhとなった。売上高は、前年同四半期比15億8千1百万円減の172億3千3百万円となった。セグメント利益は、同1億6千4百万円増の1億8千1百万円となった。
④その他売上高は、前年同四半期比15億5千7百万円増の125億4千6百万円となった。セグメント利益は、同3億1千2百万円増の13億5百万円となった。
総資産は、前期末比4億8千5百万円の増加となった。これは、投資有価証券が増加したことなどによる。負債は、前期末比230億2千7百万円の減少となった。これは、未払法人税等が減少したことなどによる。純資産は、前期末比235億1千3百万円の増加となった。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益を185億9千7百万円計上したことなどによる。これらの結果、自己資本比率は前期末の58.0%から61.4%となった。
(2) 研究開発活動当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、3億1千4百万円である。
(3) 主要な設備当第1四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はない。なお、前連結会計年度末において計画中であった輸送幹線(南部幹線・知多~半田間)は2023年6月に完成した。
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