【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が5類に引き下げられ、国内外において経済活動の抑制が緩和される中、企業の生産活動や設備投資には持直しの動きが見られました。一方、ウクライナ情勢を背景とした資源価格の高騰、多岐におよぶ物価の高騰、為替市場での急速な円安進行、新たな変異株の感染による感染再拡大のリスク等、景気に悪影響を及ぼす様々な要因があり、先行きは依然として不透明な状況が継続すると見込まれます。
このような状況下にあって当社は、市場の多様なニーズへの対応力を高め、受注拡大に向けての製品の差別化を行い、お客様の要望に沿った特殊品分野への営業活動を強化しており、また、コスト削減を継続し、特に工場の人的生産性を高める取り組みを強化しております。
この結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高は2,012百万円(前年同四半期比2.8%増)、営業利益107百万円(前年同四半期比24.1%増)、経常利益127百万円(前年同四半期比10.9%増)、四半期純利益87百万円(前年同四半期比18.8%増)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
a.チェーン事業
国内では、工作機械業界向け等一部に減少がみられましたが、当社の主力である搬送機械業界向けが大きく増加しました。一方、輸出においては、前年好調であった北米向けが大きく減少しました。これらの結果、売上高は1,881百万円(前年同四半期比2.8%増)、営業利益は176百万円(前年同四半期比20.4%増)となりました。
b.金属射出成形事業
医療機器分野を中心に受注拡大を図る営業活動を行っておりますが、自動車業界向けのスポット受注がなくなりました。その結果、売上高は112百万円(前年同四半期比6.5%減)、営業利益は21百万円(前年同四半期比20.0%減)となりました。
c.不動産賃貸事業
賃貸不動産事業につきましては、売上高は18百万円(前年同四半期比213.7%増)、営業利益は12百万円(前年同四半期は営業損失1百万円)となりました。
②財政状態
(資産)
当第2四半期会計期間末における総資産は、4,359百万円で、前期末に比べて130百万円増加しました。これは、前期末と比べ、現金及び預金、棚卸資産等が減少し、受取手形、売掛金及び契約資産等が増加したことを主要因として、流動資産が2,573百万円と85百万円増加、また、固定資産が1,785百万円と44百万円増加(投資有価証券が49百万円増加)したことによるものです。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債合計は、2,696百万円で、前期末に比べて18百万円増加しました。これは、前期末と比べ、短期借入金等の減少を主要因として、流動負債が1,395百万円と80百万円減少したこと(買掛金が30百万円増加、短期借入金が125百万円減少)、また、固定負債が1,301百万円と99百万円増加(長期借入金が115百万円増加、退職給付引当金が15百万円減少)したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産は、1,663百万円で、前期末と比べ111百万円増加しました。
この結果、自己資本比率は前期末の36.7%から当第2四半期会計期間末は38.2%になりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前事業年度末に比べ21百万円減少し、229百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得た資金は129百万円(前年同四半期は133百万円の収入)となりました。これは主に、税引前四半期純利益123百万円、減価償却費94百万円、売上債権の増加139百万円、仕入債務の増加33百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は115百万円(前年同四半期は172百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出112百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は35百万円(前年同四半期は35百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入による収入300百万円、短期借入金の返済160百万円、長期借入金の返済による支出150百万円によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、4百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、前事業年度の有価証券報告書に記載した要因から重要な変更はありませんが、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大の兆候があり、営業活動が制限される可能性があります。新型コロナウイルス感染症の収束時期を予測することは困難であり、感染拡大は当社の経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
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