【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され景気は緩やかに持ち直しているものの、ウクライナ情勢の長期化による資源価格の上昇や欧米との金融政策の相違による為替変動に伴う物価変動がみられる等、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような中、当社グループは、経営基本方針である「エンジニアリングアプローチによる製品事業の付加価値向上」「受託事業からエンジニアリングサービス事業への転換」「早い変化と多様性に対応できる経営基盤の整備」のもと、当社グループの強みであり基盤である「塗る・切る・磨く」の技術で、お客様の成功のための付加価値を目指す様々な取り組みを進めてまいりました。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高は77億53百万円(前年同期比1.4%減)、営業利益は2億49百万円(前年同期比81.6%減)、経常利益は4億88百万円(前年同期比64.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億86百万円(前年同期比83.1%減)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
・製品事業
製品事業の売上高は60億81百万円(前年同期比6.7%増)、セグメント利益は6億1百万円(前年同期比24.0%減)となりました。自動車や鉄鋼関連向けの一般研磨製品の売上が安定的に推移した一方、世界的なデータセンターへの投資抑制や電子デバイス関連市場の低迷により、ハードディスクや光ファイバー関連製品の売上が減少し、増収減益となりました。
・受託事業
受託事業の売上高は16億72百万円(前年同期比22.6%減)、セグメント損失は3億51百万円(前年同期は5億64百万円のセグメント利益)となりました。受注元の在庫調整や生産変更などによる受注減の影響を受け売上が減少し、事業所維持費を中心とした固定費等が増加したことにより減収減益となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ12億66百万円増加の158億72百万円となりました。主な内容は、現金及び預金の増加3億24百万円、仕掛品の増加2億71百万円、その他流動資産の増加5億99百万円、有形固定資産の増加32億9百万円、売掛金の減少3億18百万円、前払金の減少27億55百万円、繰延税金資産の減少1億94百万円等であります。負債は、前連結会計年度末に比べ12億38百万円増加の77億53百万円となりました。主な内容は、短期借入金の増加10億69百万円、未払金の増加2億36百万円、長期借入金の増加8億56百万円、支払手形及び買掛金の減少1億4百万円、未払法人税等の減少2億75百万円、前受金の減少2億円、賞与引当金の減少1億29百万円、リース債務の減少1億94百万円等であります。純資産は、前連結会計年度末に比べ27百万円増加の81億18百万円となりました。主な内容は、親会社株主に帰属する四半期純利益1億86百万円、為替換算調整勘定の増加55百万円、配当金の支払による利益剰余金の減少2億13百万円等であります。
この結果、当第3四半期連結会計期間末の自己資本比率は、51.1%となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億3百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)主要な設備当第3四半期連結累計期間における重要な設備の新設は次のとおりであります。
資産の名称
所在地
資産の概要
取得価額
土地、建物、設備
栃木県鹿沼市さつき町
工場
2,548百万円
取得価額につきましては、取得諸経費、固定資産税、都市計画税、消費税及び地方消費税を含んでおりません。
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