【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当第2四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の状況当第2四半期累計期間における日本国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類への移行もあり、徐々に正常化に向かい景気は緩やかに回復しております。しかしながら、世界的なインフレの進行やエネルギー価格の高騰等により、景気の先行きは依然として不透明な状態が続いております。その一方で、当社の属するインターネット広告市場は、AIが社会に与える影響への関心の世界的な高まりや業務効率化等のための「デジタルトランスフォーメーション(DX)」が社会に定着したことで、活況が続いていると見ております。このような状況下、当社では引き続き、サイト解析ツールの機能拡充、動画制作体制の強化、競馬予想AIのサービス拡大、オンラインセミナーの実施、SNSを活用した発信等、拡大を続けるインターネット広告市場と、インターネット利用者のニーズに応えるべくソリューションを提供してまいりました。この結果、当社の当第2四半期累計期間の経営成績は、売上高723,296千円(前年同期比6.7%減)、営業利益138,879千円(前年同期比51.0%減)、経常利益141,191千円(前年同期比50.3%減)、四半期純利益96,254千円(前年同期比48.2%減)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりであります。① SaaS事業当第2四半期累計期間において、引き続き「SiTest(サイテスト)」のツール販売だけでなく、SiTestを活用したコンサルティングや付随する解析サービスの提供を行ってまいりました。また、関連するサービスであるDX支援やウェブサイト等の制作において、好調を維持していることから、売上は順調に推移いたしました。新プロダクトの「FasTest(ファーステスト)」においても緩やかながらユーザー数を伸ばしております。この結果、当第2四半期累計期間における売上高は322,021千円(前年同期比16.6%増)、セグメント利益は194,832千円(前年同期比16.2%増)となりました。② マーケティングソリューション事業インターネット広告市場及び動画広告市場が拡大しているものの、一部で広告費を抑える動きも見られました。このような状況下、マーケティングソリューション事業においては、従来のインバウンド営業に加え、既存顧客からの継続的な受注及び協業パートナー企業からの案件受注を推し進めてまいりました。また、業務提携先企業への人材派遣ではマーケティング支援を行いながら広告案件受注に繋げる取り組みを実施してまいりました。この結果、当第2四半期累計期間における売上高は350,431千円(前年同期比15.5%減)、セグメント利益は157,687千円(前年同期比42.1%減)となりました。③ SPAIA事業前事業年度に引き続き、顧客満足度向上を目的としたシステム開発・サービス改善施策を実施してまいりました。これらは既存の有料会員向けの施策であったため、新規会員の獲得には至らず、有料会員数は減少いたしましたが、マーケティング施策により無料会員数は前年同四半期比127.7%と大幅に増加いたしました。この結果、当第2四半期累計期間における売上高は50,843千円(前年同期比39.9%減)、セグメント損失は80,881千円(前年同四半期は56,171千円の損失)となりました。
(2)財政状態の状況(資産)当第2四半期会計期間末における資産の残高は2,889,388千円となり、前事業年度末に比べ18,681千円減少いたしました。これは主に法人税の納付等による現金及び預金の減少54,243千円、売掛金の減少38,871千円、投資事業組合への出資による投資有価証券の増加88,515千円によるものであります。
(負債)当第2四半期会計期間末における負債の残高は1,476,159千円となり、前事業年度末に比べ114,936千円減少いたしました。これは主に未払法人税等の減少56,680千円、買掛金の減少56,609千円によるものであります。(純資産)当第2四半期会計期間末における純資産の残高は1,413,228千円となり、前事業年度末に比べ96,254千円増加いたしました。これは、利益の計上による利益剰余金の増加によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物は2,103,991千円となり、前事業年度末に比べ54,243千円減少いたしました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果、11,347千円の収入となりました(前年同四半期は66,911千円の収入)。これは主に仕入債務56,609千円の減少、未払金32,963千円の減少等があったものの、税引前四半期純利益141,191千円の計上、売上債権38,871千円の減少等があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果、121,449千円の支出となりました(前年同四半期は13,254千円の支出)。これは主に投資有価証券の取得による支出90,000千円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果、55,859千円の収入となりました(前年同四半期は371,242千円の収入)。これは長期借入による収入150,000千円、長期借入金の返済による支出74,141千円、社債の償還による支出20,000千円があったことによるものです。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動該当事項はありません。
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