【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるビルメンテナンス業界を取り巻く環境は、ウイズコロナの経済活動が定着しつつあり、業績の回復が見られてきています。しかし、人材採用難、人件費上昇、物価上昇による原価・経費負担増等により、今後の収益環境への影響も想定されます。
このような状況下、当社グループにおいては、コロナ禍の中で大きな影響を受けていたホテル事業については、急速な回復を見せ、コロナ禍前の水準を上回る利益を計上しております。また、フランチャイズ事業についても、段階的ではありますが回復しつつあります。しかしながら、不動産事業においては不動産売却が成立したものの、前期の実績には及ばなかったことや、人件費の上昇の影響もあり、前年同期と比較して売上高、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が減少いたしました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は8,698百万円(前年同期比10.1%減)、経常利益は516百万円(前年同期比52.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は314百万円(前年同期比55.6%減)となりました。
セグメントの概況は、次のとおりであります。
① ビルメンテナンス事業
ビルメンテナンス事業では、ウイズコロナの経済活動が定着しつつあり、物流施設関連のメンテナンス業務の受注増はありますが、お客様の事業形態の変化による事務所移転・集約に伴う原状回復工事等の受注増、コロナ禍における特需、後ろ倒しになっていた業務の取込等がひと段落したことや、人件費の上昇も影響し、前年同期と比較して売上高、セグメント利益が減少いたしました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は6,944百万円(前年同期比0.7%減)、セグメント利益は775百万円(前年同期比18.4%減)となりました。
② 不動産事業
不動産事業では、不動産の売買、仲介及び保有している不動産の賃貸等を行っております。当第1四半期連結累計期間においても不動産売却が成立しましたが、前年同期の実績には及ばず、売上高、セグメント利益が減少いたしました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は936百万円(前年同期比54.6%減)、セグメント利益は146百万円(前年同期比75.1%減)となりました。
③ 介護事業
介護事業では、介護施設の運営や介護サービスの提供を行っており、入居者様・ご家族様の立場に立った高いレベルのサービスを提供しております。各施設とも引き続き、感染予防対策に重点を置きながらの営業活動となっていることから稼働率回復に時間を要しておりますが、段階的に回復しつつあり、前年同期と比較して売上高が増加し、セグメント損失が抑えられました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は225百万円(前年同期比3.5%増)、セグメント損失は11百万円(前年同期は22百万円のセグメント損失)となりました。
④ フランチャイズ事業
フランチャイズ事業では、サルヴァトーレ・クオモ、やきとり家すみれ、プロント、ミスタードーナツ、ツタヤ、銀座に志かわ等の店舗展開を行っております。コロナ禍の影響も限定的となり業績は段階的に回復しつつあり、前年同期と比較してセグメント売上が増加し、黒字化することができました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は270百万円(前年同期比13.0%増)、セグメント利益は4百万円(前年同期は7百万円のセグメント損失)となりました。
⑤ ホテル事業
ホテル事業では、東京と沖縄で合計3棟のホテルを運営しております。コロナ禍の中で大きな影響を受けていたホテル事業は、ウイズコロナが進む中で段階的に回復していましたが、前連結会計年度の終盤から急速に業績が回復し、コロナ禍前を上回る水準に達しつつあり、前年同期と比較して売上高が増加し、黒字化することができました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は237百万円(前年同期比209.0%増)、セグメント利益は57百万円(前年同期は51百万円のセグメント損失)となりました。
⑥ その他事業
その他事業では、フードコート運営事業、太陽光発電事業、当社の営業活動のネットワークを生かした関連商品の販売事業等を行っております。連結子会社で製造販売している除菌水の売上もコロナ禍の影響が落ち着き、前年同期の実績には及ばなかったことと、フードコート運営事業においても客足の増加がみられますが、黒字化には至らず、前年同期と比較して売上高が減少しセグメント損失が増加いたしました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は84百万円(前年同期比1.7%減)、セグメント損失は8百万円(前年同期は0百万円のセグメント損失)となりました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ836百万円増加し、40,076百万円となりました。これは主に、有形固定資産の増加によるものです。
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ675百万円増加し、20,243百万円となりました。これは主に、借入金の増加によるものです。
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ160百万円増加し、19,832百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加によるものです。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
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