【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間は、国内の経済活動に回復の動きが見られたものの、インフレやエネルギー不足等による世界経済の減速、急激な円安や物価上昇など国内経済の下振れリスクも顕在化するなど、引き続き先行き不透明の厳しい状況下で推移しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産は、減価償却による固定資産の減少などにより、前連結会計年度末に比べ154百万円減少し、19,998百万円となりました。負債は、未払金の支払や借入金の返済などにより、前連結会計年度末に比べ732百万円減少し、11,323百万円となりました。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ578百万円増加し、8,674百万円となりました。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間の当社グループの営業収益は6,609百万円(前年同期比1,174百万円、21.6%増)となり、営業利益は805百万円(前年同期比639百万円、384.1%増)となりました。これに営業外収益及び営業外費用を加減した経常利益は881百万円(前年同期比536百万円、155.3%増)となり、特別利益及び特別損失ならびに法人税等を加減し、非支配株主に帰属する四半期純利益を控除した親会社株主に帰属する四半期純利益は505百万円(前年同期比164百万円、48.3%増)となりました。
次に、セグメント別の経営成績をご報告いたします。
(運輸業)
鉄軌道事業、バス運送事業、タクシー事業ともに、新型コロナウイルス感染症拡大以前の売上水準を依然大幅に下回る、厳しい経営状況が続いています。
こうした中、嵐山線は7月~10月の期間、人気アニメとのコラボレーションイベント「鬼滅の刃 京ノ御仕事 参(きょうのおしごと さん)」を東映太秦映画村と共同で開催、ラッピング電車の運行や四条大宮駅・嵐山駅をラリーポイントとするスタンプラリーの実施などにより、情報発信と利用促進に取り組みました。京都バス㈱は、各路線で旅客数が増加、また本年3月に開始した京都市バスとの共同運行路線の収入も寄与、増収となりました。京福バス㈱は、生活路線を中心に需要の回復傾向がみられましたが、観光路線の回復は鈍く、高速バスも需要低迷により東京線・大阪線で運休が継続しています。
以上の結果、運輸業の営業収益は3,121百万円(前年同期比531百万円、20.5%増)となり、営業損失は130百万円(前年同期営業損失453百万円)となりました。
(参考)鉄軌道事業の運輸成績
種別
単位
当第2四半期
連結累計期間
(2022.4.1~2022.9.30)
対前年同四半期増減率(%)
輸送人員
定期
千人
1,382
7.3
定期外
〃
2,192
41.5
計
〃
3,574
26.0
旅客運輸収入
定期
百万円
125
5.5
定期外
〃
446
50.5
計
〃
572
37.6
(不動産業)
不動産販売事業におきましては、福井市足羽・新保で建売住宅を販売するなど、販売件数の増加により増収となりました。
不動産賃貸事業におきましては、「BOAT RACE(ボートレース)三国」では、プレミアムGⅠレース「マスターズチャンピオン」の開催などにより増収となり、居住系賃貸物件の賃貸収入も京都・福井とも堅調に推移しました。㈱京福コミュニティサービスは、賃貸収入の更なる増収のため、8月に福井市福1丁目の賃貸住宅4棟・24戸を土地とともに取得、「Kフォート和田東」に続く同社の賃貸住宅シリーズと位置づけ「Kフォート福」と名付けました。
以上の結果、不動産業の営業収益は2,766百万円(前年同期比395百万円、16.7%増)となり、営業利益は809百万円(前年同期比168百万円、26.4%増)となりました。
(レジャー・サービス業)
嵐山駅はんなり・ほっこりスクエアや映画のまちの駄菓子売り場 映菓座では、イベント「鬼滅の刃 京ノ御仕事 参」を嵐山線とともに開催、関連する商品の販売や施設装飾など、集客と増収に取り組みました。
8月からの福井県内の豪雨によるJR北陸線や北陸自動車道等の寸断等で、三国観光ホテル、越前松島水族館も影響を受けましたが、販売活動・情報発信の結果、増収となりました。ホテル京福福井駅前は、一般の利用客増加に加え、北陸新幹線工事関係者など連泊利用者の獲得により増収となりました。
以上の結果、レジャー・サービス業の営業収益は815百万円(前年同期比245百万円、43.0%増)となり、営業利益は125百万円(前年同期営業損失21百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは未払金の支払による支出などがありましたが、税金等調整前四半期純利益や減価償却による資金留保などにより1,146百万円の収入(前年同期比878百万円の収入増)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは有形固定資産の取得による支出などにより512百万円の支出(前年同期比80百万円の支出増)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは長期借入金の返済などにより533百万円の支出(前年同期比286百万円の支出増)となりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は1,802百万円(前連結会計年度末に比べ100百万円増加)となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
