【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが「5類」に変更され、行動制限が緩和されたことにより経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかし、ウクライナ情勢の長期化等による物価の上昇やエネルギー価格の高騰に加え、世界的な金利上昇に波及するなど、わが国経済を取り巻く環境は、引き続き不透明な状況が続いております。このような状況のもと、当社グループは「中期経営計画 Hephaist Vision 65」において今後の重点施策として、「スマート生産」「直動機器の製品力強化」「稼働率の平準化」を掲げ、中長期視点での成長と利益確保を目指して取り組み、経営方針「不易流行」を実践し改善に取り組んで参りました。また、直動機器の増産のための埼玉工場内の新工場棟も5月に稼働を始めました。当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は507,558千円(前年同四半期比10.4%減)となりました。利益面につきましては、生産設備投資とスマート生産体制を進めて参りましたが、売上高の減少、設備投資による減価償却費の増加、原材料価格や物流費等の上昇により製造原価が増加したことで、営業損失64,339千円(前年同四半期は、営業損失7,974千円)、経常損失62,761千円(前年同四半期は、経常損失637千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失42,960千円(前年同四半期は、親会社株主に帰属する四半期純損失2,690千円)となりました。直動機器につきましては、生産力強化の結果、受注対応できたことにより、当連結会計年度の売上高は411,422千円と前年同四半期と比べ13,264千円の増加(前年同四半期比3.3%増)となりました。精密部品加工につきましては、レース用部品の出荷が翌四半期にずれたため、前期より減少しており、売上高は57,430千円と前年同四半期と比べ71,417千円の減少(前年同四半期比55.4%減)となりました。ユニット製品につきましては、設備増強の案件を対応して行き、売上高は38,705千円と前年同四半期と比べ545千円の減少(前年同四半期比1.4%減)となりました。当第1四半期連結会計期間末における総資産は5,225,632千円となり、前連結会計年度末と比べ79,031千円の増加となりました。主な要因は、棚卸資産114,436千円、建物及び構築物174,262千円の増加に対し、現金及び預金153,641千円、建設仮勘定66,035千円の減少によるものであります。負債は、2,039,050千円となり、前連結会計年度末と比べ122,361千円の増加となりました。主な要因は、営業外電子記録債務104,036千円、仕入債務64,399千円の増加に対し、長期借入金(1年内返済予定を含む)49,441千円の減少によるものであります。純資産は、3,186,582千円となり、前連結会計年度末と比べ43,330千円の減少となりました。主な要因は、利益剰余金49,223千円の減少によるものであります。その結果、当第1四半期連結会計期間末における自己資本比率は61.0%となりました。
(2) 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている「中期経営計画 Hephaist Vision 65」において今後の重点施策として、「スマート生産」「直動機器の製品力強化」「稼働率の平準化」を掲げ、中長期視点での成長と利益確保を目指して取り組み、経営方針「不易流行」を実践し改善に取り組むとしております。また、経営戦略について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動当企業グループでの研究開発活動は、技術部門が中心となり、営業・技術・製造の三位一体でDR(注)活動を進め、主に、主力製品である直動機器及びユニット製品等の技術を応用した製品開発を進めて参りました。当第1四半期連結累計期間における研究開発項目は以下のとおりであり、研究開発費の総額は、1,546千円であります。(注)デザインレビューの略称・・・開発における成果物を複数の人でチェックする設計審査を言う。
(直動機器) ・新機構リニアボールブッシュの量産準備活動
(ユニット製品) ・直動機器を応用したユニット製品の開発
