【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期等との比較分析は行っておりません。
また、当社は前連結会計年度までモバイル事業の単一セグメントとしておりましたが、第1四半期連結会計期間において、ブロックチェーン事業参入を目的とし、株式会社HashLinkを設立し子会社としたことから、同社を連結の範囲に含めるとともに、同社を含めた当社グループの営む事業について、今後の事業戦略等を踏まえ報告セグメントの見直しを検討した結果、第1四半期連結会計期間より「モバイル事業」及び「ブロックチェーン事業」へと報告セグメントを変更しております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当社グループは、既存事業を維持しつつ新たな事業領域へ業容を拡大しており、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高989,043千円、営業利益80,055千円、経常利益69,987千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は39,738千円となりました。
セグメント別の経営成績と、展開する事業におけるサービス分野別の主な取り組みは以下のとおりであります。
(モバイル事業)
前四半期に引き続き、既存のソーシャルゲーム運営および新規ソーシャルカジノゲーム開発を進行しております。既存事業の売上高は堅調に推移しておりますが、利益面については新規事業における投資が先行しております。また、100%子会社である株式会社アイビープログレスで進行中の受託開発事業の収益が第3四半期以降に偏重する計画となっております。結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は847,134千円、セグメント損失は9,657千円となりました。
(a) ソーシャルゲームについては、主力サービスのバーチャルホール「グリパチ」が堅調に推移いたしました。定期的な新アプリの投入やYouTube生放送と連動したイベントなど、各種施策が功を奏し、安定した収益を確保しております。
(b) 従量制アプリについては、引き続き、第3四半期以降にリリース予定の複数タイトルに関する開発を進行いたしました。
(c) 受託開発および運営業務に関しては、ストック型案件、フロー型案件ともに想定通りに推移しております。なお、フロー型案件については、株式会社アイビープログレスで進行している複数の受託開発収益が第3四半期以降に大幅に寄与していく計画です。
(d) その他新規事業につきましては、韓国子会社CommSeed Korea Co., Ltd.との日韓合同チームでソーシャルカジノプロジェクトの開発を進行いたしました。当プロジェクトは2022年中のサービス開始を目指して各種施策を進行しております。
(ブロックチェーン事業)
2022年4月に、当社グループのブロックチェーン事業を担う目的で、100%子会社である株式会社HashLinkを設立し、当第2四半期にはNFTプロジェクト『Tokyo Mongz Hills Club』の第1次販売、第2次販売を実施いたしました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は141,908千円、セグメント利益は89,713千円となりました。
② 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産、負債及び純資産の状況は次のとおりであります。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産は1,288,841千円となりました。
流動資産は1,002,437千円となり、主な内訳は現金及び預金474,878千円、受取手形、売掛金及び契約資産228,792千円、短期貸付金200,000千円であります。
固定資産は286,404千円となり、内訳は固定資産8,468千円、無形固定資産181,986千円、投資その他の資産95,949千円であります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は383,252千円となりました。
流動負債は323,889千円となり、主な内訳は買掛金94,830千円、1年内返済長期借入金27,819千円、未払法人税等40,196千円、契約負債43,995千円、その他100,314千円であります。
固定負債は59,362千円となり、主な内訳は長期借入金27,855千円、役員退職慰労引当金18,427千円であります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は905,589千円となりました。
主な内訳は資本金1,139,662千円、資本剰余金570,771千円と利益剰余金△820,193千円であります。
③ キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は449,878千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は2,126千円となりました。
主な内訳は、税金等調整前四半期純利益69,987千円、減価償却費17,191千円を要因とした資金増加と、棚卸資産の増加19,420千円、その他流動資産の増加58,833千円、法人税等の支払額15,593千円を要因とした資金減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は208,265千円となりました。
主な内訳は、投資有価証券の償還による収入59,800千円を要因とした資金増加と、無形固定資産の取得による支出64,941千円、貸付による支出200,000千円を要因とした資金減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は15,162千円となりました。
主な内訳は、長期借入金の返済による支出15,174千円を要因とした資金減少によるものです。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 従業員数
当第2四半期連結累計期間において、従業員数に著しい変動はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績について著しい変動はありません。
(7) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備について著しい変動はありません。
(8) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、重要な変更または新たな発生はありません。
(9) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの事業活動の維持拡大に要する資金を安定的に確保するため、営業キャッシュ・フローを中心に金融機関からの借入により資金調達を行っており、当第2四半期連結会計期間末における現預金残高は474,878千円、有利子負債残高は55,674千円となりました。
また、当社は現預金残高のほか、取引金融機関2社と当座貸越契約(借入未実行残高150,000千円)を締結しており、資金の流動性を確保できているものと認識しております。
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