【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当社グループは、EC事業者のビジネス開始・運用に際して必要になる様々なソリューションを提供し、消費者もEC事業者も全ての人々が、より安全で安心な取引ができる健全なEC市場の発展と成長を目指し、EC事業者のためのビジネスインフラとなるECプラットフォームを提供する企業グループとして事業活動を行っております。当社グループの主要な事業領域となる、国内EC市場は、販売商品の多様化、市場参加者の増加、物流事業者による配達時間の大幅な短縮化、SNSによる情報流通量の増加等を背景に継続的な成長をしてまいりました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により急成長した国内EC市場は2022年度以降、経済活動が正常化するにつれて、成長が緩やかになりましたが着実に成長を続けております。一方で消費者においては、新たなライフスタイルやワークスタイルの定着も見られるようになりました。このような変化により、ECプラットフォームは今まで以上に、店舗売上の向上につながるオプション・アライアンスサービスを拡充させることや、Web接客サービス等の顧客体験価値を向上させるソリューションの提供が求められております。
このような状況のもと、当第2四半期連結累計期間において当社グループは、市場成長に伴う売上高の確保を目指すとともに、今後の市場環境に適応するための成長投資を積極的に行いました。「futureshop」を提供する株式会社フューチャーショップでは、ライブコマース市場を活性化させていくことを意図した取り組みとして、ライブコマース機能「Live cottage」をリリース。株式会社ソフテルでは、バックエンド業務の効率化を目的としたパッケージソリューションの開発を進めました。また前連結会計年度にグループ化したSAMURAI TECHNOLOGY株式会社や株式会社空色によって確保したエンジニアリソースの更なるスキルアップを目的とした投資を強化し、株式会社空色では新しいWeb接客の形を提案するソリューションの開発を行っております。
この結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の経営成績及び主要な連結子会社の業績は、下表の通りとなりました。〈連結業績〉
(単位:千円)
2023年3月期第2四半期(累計)
2024年3月期第2四半期(累計)
増減額
増減率(%)
売上高
1,550,477
1,741,973
191,496
12.4
EBITDA
353,000
349,472
△3,527
△1.0
営業利益
296,149
271,617
△24,531
△8.3
経常利益
331,655
313,667
△17,987
△5.4
親会社株主に帰属する四半期純利益
217,498
191,066
△26,432
△12.2
※EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額
〈主要な連結子会社の業績〉 (単位:千円)
2023年3月期第2四半期(累計)
2024年3月期第2四半期(累計)
増減額
増減率(%)
㈱フューチャーショップ
売上高
1,185,162
1,255,383
70,220
5.9
営業利益
326,297
383,498
57,201
17.5
㈱ソフテル
売上高
360,601
366,834
6,233
1.7
営業利益
71,741
17,773
△53,967
△75.2
財政状態は次のとおりであります。 総資産につきましては、3,689,254千円となり、前連結会計年度末に比べ183,261千円増加いたしました。流動資産は2,440,184千円となり、前連結会計年度末に比べ133,406千円増加いたしました。これは、主に業容拡大により現金及び預金が347,586千円増加したことによるものであります。 固定資産は1,249,070千円となり、前連結会計年度末に比べ49,855千円増加いたしました。これは、主に投資有価証券の買い増しや時価上昇に伴い投資その他の資産が75,280千円増加したことによるものであります。 負債につきましては、961,009千円となり、前連結会計年度末に比べ71,415千円増加いたしました。これは、主に買掛金が18,310千円増加したことや、未払法人税等が24,968千円増加したことによるものであります。 純資産につきましては、2,728,245千円となり、前連結会計年度末に比べ111,845千円増加いたしました。これは主に自己株式が109,797千円増加したものの、投資有価証券の時価上昇に伴い、その他有価証券評価差額金が30,577千円増加したことや、親会社株主に帰属する四半期純利益により、利益剰余金が191,066千円増加したことによるものです。 この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の74.6%から74.0%となりました。
なお、当社は、ECプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて347,586千円増加し、1,956,310千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は527,772千円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益313,667千円、減価償却費62,597千円、のれん償却額15,257千円、預け金の減少額110,272千円等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は84,049千円となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出27,825千円及び株式会社フューチャーショップにおける新機能等のソフトウェア開発により無形固定資産取得による支出51,151千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は111,604千円となりました。これは主に自己株式の取得による支出109,797千円によるものであります。
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