【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における日本経済は、依然として新型コロナウイルス感染症の感染拡大は続いているものの行動制限の緩和や各種政策の効果もあり経済活動は正常化から拡大へと動き出しました。特に12月調査の日銀短観によると大企業、中小企業ともに宿泊・飲食サービスを中心に非製造業の景況感は大幅な改善が見られました。一方、製造業においては原材料高・円安によるコスト高により足踏み状態が続いております。 当社グループを取り巻くEコマース市場は、新型コロナウイルス感染症蔓延による消費活動の変化により大きく拡大いたしましたが、直近の行動制限の緩和の影響により消費者の実店舗への回帰が進んだ結果、実店舗の伸び率が数年ぶりにECを上回る状況となりました。加えて日本社会のDX化の流れは続き、IT人材の求人需要は引き続き大きく開発人員不足が続いております。しかしながら急激な市場規模の拡大に一服感はあるものの、諸外国に比較して相対的に低いEC化率の上昇を期待できるため今後とも高い成長ポテンシャルを維持できると考えられます。 このような環境の下、当社グループの強みであるECサイトのフロントエンドからバックエンドを一貫して提供できるサービス体制を生かして事業活動に取り組んでおります。株式会社フューチャーショップにおいては各種決済サービスの拡充やライブコマース事業など新サービスのリリース、株式会社ソフテルにおいては東京での営業人員の増員及びDX化に伴いITエンジニアの求人の増大により不足している開発人員確保のためSAMURAI TECHNOLOGY株式会社の株式を取得して完全子会社としました。その結果、当社グループのECプラットフォーム事業における売上高は2,337,023千円(前年同期比7.5%増)、営業利益は435,812千円(前年同期比14.9%減)、経常利益は462,968千円(前年同期比15.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は293,072千円(前年同期比19.6%減)となりました。なお、主要な子会社である株式会社フューチャーショップの売上高は1,811,165千円、営業利益は525,406千円、株式会社ソフテルの売上高は518,966千円、営業利益は71,650千円となりました。加えて、最近の業績動向及び2023年3月期第4四半期より2022年11月30日に完全子会社としたSAMURAI TECHNOLOGY株式会社の業績が当社グループの連結業績に反映されるため2023年3月期業績予想を修正させていただきました。詳細については2023年2月14日開示の「2023年3月期予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
財政状態は次のとおりであります。 総資産につきましては、3,273,235千円となり、前連結会計年度末に比べ164,450千円増加いたしました。流動資産は2,196,318千円となり、前連結会計年度末に比べ190,192千円増加いたしました。これは、主に未収還付法人税等が75,933千円増加したことによるものであります。 固定資産は1,076,916千円となり、前連結会計年度末に比べ25,742千円減少いたしました。これは、主に投資有価証券の売却や時価下落に伴い投資その他の資産が59,862千円減少したことによるものであります。 負債につきましては、748,750千円となり、前連結会計年度末に比べ73,424千円減少いたしました。これは、主に未払法人税等が35,582千円、賞与引当金が26,305千円減少したことによるものであります。 純資産につきましては、2,524,484千円となり、前連結会計年度末に比べ237,875千円増加いたしました。これは主に投資有価証券の時価下落に伴い、その他有価証券評価差額金が55,197千円減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益により、利益剰余金が293,072千円増加したことによるものです。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の73.6%から77.1%となりました。
なお、当社は、ECプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。
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