【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症にかかる行動制限が解除されたことにより、社会経済活動の正常化が進み、国内における購買意欲の高まりやインバウンド需要の増加などにより景気の回復が見られました。しかしながら、不安定な国際情勢の中、原材料やエネルギー価格の高騰、物価の上昇、為替や金融資本市場の変動等による国内景気への影響を注視する必要があり、依然として先行き不透明な状況が続いております。当社グループが属する半導体業界におきましては、パソコンやスマートフォン向け需要の落ち込みによりメモリーを中心に在庫が滞留しており、大幅な価格低下とともに生産調整が続く状況となりました。一方で、EV化が進む自動車や再生エネルギー関連用途などは引き続き需要の強さが見られました。さらに、生成AI分野での需要拡大等を捉えて、国内外において先端半導体の製造工場の新設や増設といった今後を見据えた積極的な設備投資が相次いで計画・実行されており、半導体市場は引き続き着実な拡大が見込まれております。以上のような環境の中、当社でもこの調整局面を捉えて、今後に向けた新規需要の掘り起こし、国内の増産体制構築のための準備、その他の業務改善活動を推進しながら、効率的な生産活動を展開しております。また、足元の受注高及び売上高は減少しているものの、出荷調整の動きに伴い、受注残高は引き続き高水準を持続しております。この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は8,210百万円(前年同期比16.8%減)、営業利益は1,709百万円(同17.2%減)、経常利益は1,786百万円(同23.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,311百万円(同14.5%減)となりました。
当社グループの事業は、半導体事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に記載された区分ごとの状況の分析は省略しております。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,137百万円増加して24,929百万円となりました。主な要因は、現金及び預金が458百万円、棚卸資産が576百万円、有形固定資産が314百万円それぞれ増加したこと等であります。 負債合計は、前連結会計年度末に比べ1百万円増加して7,203百万円となりました。主な要因は、借入金が892百万円増加し、買掛金が422百万円、未払法人税等が182百万円それぞれ減少したこと等であります。 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,135百万円増加して17,726百万円となりました。主な要因は、利益剰余金が808百万円、為替換算調整勘定が319百万円それぞれ増加したこと等であります。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前第2四半期連結累計期間と比べ659百万円増加し3,683百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な増減要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは748百万円(前第2四半期連結累計期間は726百万円)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益1,941百万円の計上、減価償却費542百万円、売上債権の減少122百万円、棚卸資産の増加489百万円、仕入債務の減少499百万円、法人税等の支払809百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは△840百万円(前第2四半期連結累計期間は△976百万円)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出758百万円、定期預金の預入による支出78百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは361百万円(前第2四半期連結累計期間は285百万円)となりました。これは主に短期借入金の増加842百万円、配当金の支払額501百万円などによるものであります。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動 当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は22百万円であります。 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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