【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス(以下「感染症」)の下、多くの国で経済活動が正常化され景気回復の傾向がみられましたが、ロシア・ウクライナ問題や感染症拡大、急激な円安や原材料費の高騰等により国内の経営環境は先行き不透明な状況が続きました。
当フィットネス業界におきましては、感染症や消費者心理の冷え込み等による入会者数及び利用者数の伸び悩みや、水道光熱費をはじめとした物価高騰等により厳しい経営環境が続いています。しかしながら健康への意識や運動ニーズは引き続き高まっており、社会的にも重要な役割を果たしていくことが期待されています。
このような状況の中、当社グループは経営理念である『0歳から一生涯の健康づくりに貢献する』の下、顧客満足度の向上に資する新たな価値の創造を目指し、空調換気環境の整った施設の提供と指導力・接客力の向上に努めてまいりました。
店舗数は変わらず、第3四半期連結会計期間末で直営182店舗、業務受託60店舗、合計242店舗となっております。なお、12月末に直営店「スタジオヨガピス平野店」(大阪市平野区)の運営を終了しました。(店舗数は12月末営業終了店舗を含む)
会員動向については、感染症の影響を受けながらも経済活動が徐々に正常化に向かっていることもあり、全体の会員数は前年比100.2%となりました。
店舗運営については、感染症以前より据え置いていたフィットネス会員の月会費を10月に改定しました。また、充分な感染予防対策の下で大きなイベントや宿泊を伴うツアーを全国的に再開しました。感染症対応の事業継続計画(BCP)に基づいたオンライン事業の拡充や店舗運営の効率化等は引き続き推進するとともに、ホームページ及びSNSを活用したブランド価値向上や子供向けサービスの拡充に取り組みました。法人向けには様々なライフスタイルに対応できるよう24時間利用可能なセルフ店舗等の利用を開始しました。
その他、有人宇宙システム株式会社(JAMSS)が国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から受注した契約業務「ISS日本人宇宙飛行士健康管理運用業務」の運動・生理的対策業務へ参加し、日本人宇宙飛行士の最大酸素摂取量測定を担当しています。この測定は当社独自の研究機関であるセントラルスポーツ研究所が実施しています。
SDGsへの取り組みとしては、スポーツ庁委託事業「Sport in Life推進プロジェクト」において、千葉市、(公財)千葉市スポーツ協会、順天堂大学の協力の下「インクルーシブ“共泳”教室」をスタートし、障がいのある幼児・児童が日常的に水泳を楽しむ環境づくりを目指しています。
所属選手につきましては、10月に開催された第51回世界体操競技選手権大会(イギリス)で谷川航・谷川翔が男子団体で銀メダル、谷川航が個人総合で銅メダルを獲得、12月の第16回FINA世界水泳選手権大会25m(オーストラリア)には3名が出場し、小堀倭加が400m個人メドレーで銅メダルを獲得しました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は32,473百万円(前年同期比8.9%増)、経常利益は848百万円(前年同期比50.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は447百万円(前年同期比52.7%減)となりました。減益については、安全な運営の為の施設管理費及び水道光熱費等の高騰が主な要因になります。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,038百万円減少し、42,739百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金、売掛金が減少したこと等により流動資産が1,201百万円減少し、減損損失等による有形固定資産の減少、及び敷金及び保証金の減少等により、固定資産が836百万円減少したことによるものです。 負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,140百万円減少し、19,097百万円となりました。その主な要因は、流動負債のその他に含まれる未払法人税等、未払消費税等及び1年内返済予定の長期借入金が減少したことにより流動負債が543百万円減少し、長期借入金の減少等により固定負債が1,597百万円減少したこと等によるものです。 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ102百万円増加し、23,642百万円となりました。この結果、自己資本比率は、55.3%となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、94百万円であります。 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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