【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症による各種規制が緩和され、経済活動の正常化が進んでおりますが、資源価格・エネルギー価格の高騰や、金利上昇の懸念等先行きが不透明な状況が続いております。
当社グループの属する不動産・建設業界におきましては、需要は堅調でありますが、地価の高止まりや建築資材の高騰等、事業環境は厳しいものとなっております。
こうした中、当社グループの当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高が12,498百万円(前年同期比0.8%減)、売上総利益が1,265百万円(前年同期比15.1%減)、営業損失が368百万円(前年同期は営業損失129百万円)、経常損失が419百万円(前年同期は経常損失189百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失が327百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失166百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
① 不動産事業
新築マンション分譲事業において前年同期同様、当第1四半期の完成物件がなく、在庫物件15戸の引渡しにとどまった結果、売上高は2,667百万円(前年同期比126.9%増)、セグメント損失は259百万円(前年同期433百万円の損失)となりました。
なお、当連結会計年度の新築分譲マンションの完成引渡は第4四半期に集中しております。
② 建設事業
売上高が8,040百万円(前年同期比8.0%減)、セグメント損失は200百万円(前年同期182百万円の利益)となりました。なお、当期第1四半期連結累計期間の工事売上高は、大部分が前期上期以前に受注した大規模工事であり、受注時には急激な原価高騰の影響を織り込めていなかったため、セグメント利益が大幅に減少しております。
③ 不動産管理事業
不動産管理事業は、マンション共用部分の管理、ビル管理、賃貸物件の管理受託、これら管理業務に伴うリフォームや大規模修繕等の工事及び賃貸物件の販売を行っております。
賃貸物件の販売が減少したことにより、売上高は1,782百万円(前年同期比33.4%減)、セグメント利益は192百万円(前年同期比30.1%減)となりました。
④ その他
日神ファイナンス株式会社は、少額の新規貸付を若干行っておりますが、縮小均衡を目指しております。
売上高は7百万円(前年同期比59.4%増)、セグメント利益は3百万円(前年同期比142.6%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の財政状態は次のとおりです。
① 資産
前連結会計年度末より8,231百万円減少し、112,702百万円となりました。この主な原因は、現金及び預金の減少9,145百万円、受取手形・完成工事未収入金等の減少2,538百万円、電子記録債権の増加1,977百万円及び不動産事業支出金の増加1,762百万円であります。
② 負債
前連結会計年度末より6,963百万円減少し、48,160百万円となりました。この主な原因は、電子記録債務の減少6,406百万円であります。
③ 純資産
前連結会計年度末より1,267百万円減少し、64,541百万円となりました。この主な原因は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による減少327百万円及び剰余金の配当による減少1,031百万円であります。
(3)経営方針・経営戦略及び経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的指標等について重要な変更はありません。
(4)業務上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における特記すべき活動はありません。
(6)従業員数
当第1四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(7)生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(8)主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び設備計画の著しい変動はありません。
