【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動規制が緩和されたことにより、緩やかな景気の持ち直しの動きが見られましたが、急激な円安の進行やウクライナ情勢の長期化に伴う原材料価格の高騰が継続しており、依然として予断を許さない状況が続きました。
建設業界におきましては、公共投資が比較的堅調に推移し、民間設備投資も企業の業況感の改善傾向を受けて持ち直しつつある一方で、建設資材価格が引き続き幅広い品目において高騰しており、手持ち工事のコストに甚大な影響をもたらしていることから厳しい事業環境となりました。
このような状況のもと、当社グループは生産性向上と働き方改革の実現を目指しながら事業活動を展開してまいりました。
当社グループの当第3四半期連結累計期間における経営成績につきましては、建設事業における施工が順調に進捗したことにより、売上高は355億26百万円(前年同四半期比3.4%増)となりました。
損益面につきましては、売上総利益は37億78百万円(同8.0%減)となり、経常利益は11億47百万円(同25.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億25百万円(同22.0%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
(建設事業)
建設事業におきましては、建設工事の施工が順調に進捗したことにより、売上高は315億96百万円(前年同四半期比3.7%増)となりましたが、資材価格の高騰等による建設コストの上昇分を価格交渉等では吸収しきれず利益率が低下したため、セグメント利益は7億97百万円(同30.5%減)となりました。
(不動産事業)
不動産事業におきましては、販売用不動産の売上が減少したことにより、売上高は15億28百万円(同16.5%減)、セグメント利益は1億77百万円(同26.6%減)となりました。
(建材製造販売事業)
建材製造販売事業におきましては、販売数量の増加により、売上高は5億54百万円(同29.7%増)となり、セグメント利益は52百万円(同2.5%減)となりました。
(その他)
その他の事業におきましては、ソフトウェアの開発事業の売上が増加したことなどから、売上高は18億46百万円(同14.3%増)となり、セグメント利益は1億11百万円(同28.2%増)となりました。
また、当第3四半期連結会計期間末の総資産は、受取手形・完成工事未収入金等の増加等により前連結会計年度末より17億24百万円増加し、453億57百万円となりました。
負債につきましては、支払手形・工事未払金等の増加等により、前連結会計年度末より13億27百万円増加し、207億83百万円となりました。
純資産につきましては、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加及び配当金の支払いによる減少等により、前連結会計年度末より3億97百万円増加し、245億74百万円となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、13百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
