【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日(2021年8月13日)現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2021年1月1日~2021年6月30日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大により依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループが属する情報サービス産業においては、日銀短観(2021年6月調査)における2021年度ソフトウェア投資計画(全規模・全産業合計)が、前年度比14.7%増となる等、政府が推進する「働き方改革」への取り組みに加え、コロナ過におけるテレワークやリモートワークに関連したシステム投資需要の拡大が見込まれ、市場規模の成長が期待されております。
このような経済状況のなかで、当社グループは、安定した収益基盤の構築と持続的な事業の拡大を目指し、IT関連事業、環境事業、再生可能エネルギー事業の効率化を図り収益力の改善・強化に取り組んでまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高94,709千円(前年同四半期比58.7%減)となり、営業損失105,507千円(前年同四半期は営業損失96,866千円)、経常損失108,580千円(前年同四半期は経常損失97,984千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益263,042千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失86,599千円)となりました。
セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。
(IT関連事業)
IT関連事業では、Webアプリケーションの開発及び安定運用を実現するためのソフトウェアであるZend製品やWebシステムに欠かすことのできないデータベース製品を中心に、ソリューション及びサポートを提供しております。当第2四半期連結累計期間におきましても引き続き既存製品の機能強化や協業企業との連携による付加価値向上に取り組んだものの、売上高37,949千円(前年同四半期比0.6%増)、セグメント利益13,091千円(前年同四半期比32.2%増)と前年同期を若干上回る結果となりました。
(環境事業)
環境事業では、マンション管理やオフィスビル等の管理、清掃、メンテナンス業務を中心に事業を行っております。当第2四半期連結累計期間におきましては、既存顧客への迅速な対応や高品質なサービスの提供により安定した顧客の確保、また、積極的な営業活動により新たな管理委託物件が増加したものの、それに伴う人材の確保および人件費の高騰などによる費用拡大、また新型コロナウイルス感染症拡大により、政府が発令した緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により一部業務停止や作業の延期等により、売上高44,751千円(前年同四半期比5.0%減)、セグメント損失2,688千円(前年同四半期はセグメント損失1,130千円)と、前年同期を下回る結果となりました。
(再生可能エネルギー事業)
再生可能エネルギー事業では、発電所の開発及びその代行、第三者への売却並びに売電事業等を行っております。当第2四半期連結累計期間におきましては太陽光発電所の売電収入により売上高12,008千円(前年同四半期比91.7%減)、セグメント利益3,868千円(前年同四半期比79.6%減)と、前年同期を下回る結果となりました。
(2)財政状態の分析
(資産・負債及び純資産の状況)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ549,213千円増加し、1,159,886千円となりました。流動資産は726,750千円の増加となり、主な要因は、受取手形及び売掛金が45,178千円、商品が4,670千円、その他流動資産が15,024千円減少したものの、現金及び預金が736,866千円増加したこと等によるものであります。固定資産は177,536千円の減少となり、主な要因は、投資その他の資産が32,311千円増加したものの、土地が209,837千円減少したこと等によるものであります。
総負債は、前連結会計年度末に比べ417,411千円減少し、84,117千円となりました。主な要因は、買掛金が10,779千円、前受金が3,262千円増加したものの、未払金が298,808千円、未払法人税等が18,187千円、預り金が3,177千円、その他流動負債が111,279千円減少したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ966,625千円増加し、1,075,768千円となりました。主な要因は、為替換算調整勘定が14,199千円、新株予約権が12,960千円減少したものの、第18回新株予約権の一部行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ365,372千円増加したこと等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は857,675千円となり、前連結会計年度末と比べ736,866千円増加いたしました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は158,604千円(前年同四半期は83,014千円の支出)となりました。これは主として、関係会社株式売却益の増加322,681千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果取得した資金は177,688千円(前年同四半期は600千円の収入)となりました。これは主として、関係会社株式の売却による収入210,000千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果取得した資金は717,782千円(前年同四半期は4,197千円の収入)となりました。これは主として、新株式の発行による収入717,784千円等によるものであります。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間において特記すべき事項はありません。
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