【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)における我が国の経済は、7月以降の新型コロナウイルス感染症第7波の影響により新規感染者は増加したものの、感染者の全数把握が見直されるなど経済活動に緩やかな改善の兆しが見られました。一方で、急激な円安の進行や消費者物価の上昇、原材料価格の高騰など、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような環境において当社グループは、企業理念「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する!」のもと、プリントシール事業の拡大、若年女性層の顧客基盤を活用したマネタイズの多様化、キャラクターIP(知的財産)を利用した商品販売に注力してまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高17,987百万円(前年同期比107.5%)、営業利益1,584百万円(前年同期比59.0%)、経常利益1,574百万円(前年同期比58.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,036百万円(前年同期比55.7%)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(プリントシール事業)
プリントシール事業におきましては、まん延防止等重点措置が3月に全国で解除となり、プレイ回数は前年同期と比較すると回復傾向にあるものの、7月以降の新型コロナウイルス感染症第7波の影響もあり、依然として厳しい市場環境が続く中、プレイ回数の回復に向けて人気キャラクターや人気アーティストとコラボしたスペシャルモードをプリントシール機に搭載する等の販促施策を実施しました。また、6月に新機種「ルートミー」を発売しました。以上から、当第2四半期連結累計期間のプレイ回数は1,647万回(前第2四半期連結累計期間は1,483万回)となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,876百万円(前年同期比120.5%)、営業利益は331百万円(前年同期は78百万円の営業損失)となりました。
(コンテンツ・メディア事業)
コンテンツ・メディア事業におきましては、プリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」の有料会員数は夏休みのプレイ数増加により、2022年9月末時点で145万人(2021年9月末時点は142万人)となりました。
カラーコンタクトレンズの販売につきましては、利益率向上のため他社商品の販売に掛かる広告費を削減し、「LuMia(ルミア)」「ramurie(ラムリエ)」等の自社ブランドの販売に注力しました。また、8月に新商品「PURI ism(プリズム)」を発売しました。
データ広告事業につきましては、既存取引先の受注額増加に伴い売上が増加しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は4,253百万円(前年同期比104.9%)、営業利益は1,601百万円(前年同期比95.0%)となりました。
(キャラクタ・マーチャンダイジング事業)
キャラクタ・マーチャンダイジング事業におきましては、人気漫画作品、人気アーティスト及び世界的人気ゲーム等の多数の新規キャラクター版権の獲得とその商品化を行いました。
商品の生産は主に中国で行っておりますが、ドル建てでの決済が多く円安の影響を受けております。
クレーンゲーム景品は、昨年度ほどの爆発的人気IPはなく、スケールメリットが小さくなり利益率は低下しました。その一方でクレーンゲーム市場拡大と複数の人気IPの商品化により売上規模は維持しております。
海外物販は、中国・アメリカを中心に受注が堅調に推移し売上を伸ばしております。
高価格帯ホビーは、アイテム数の増加等により売上を伸ばしております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は7,991百万円(前年同期比100.9%)、営業利益は331百万円(前年同期比18.7%)となりました。
(ゲーム事業)
ゲーム事業における事業別の取り組みは、以下のとおりです。
家庭用ゲームソフト事業につきましては、4月に他社IPの新作タイトル「バトルスピリッツ コネクテッドバトラーズ」、9月にオリジナルの新作タイトル「聖塔神記(せいとうじんき) トリニティトリガー」を発売しました。
ゲームアプリ事業においては、当社が扱う女性向け恋愛シミュレーションゲームの市場が縮小傾向にあり、当社グループの売上も前年度を下回っております。
アニメ事業は、映画「ゆるキャン△」が7月に公開され、興行収入は10億円を突破しました。また、映画の公開に合わせて製作したパンフレットやグッズの販売も好調に推移しゲーム事業を牽引しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,866百万円(前年同期比121.3%)、営業利益は164百万円(前年同期比221.5%)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、総資産が26,479百万円、負債が5,992百万円、純資産は20,487百万円となりました。また、自己資本比率は77.4%となりました。
(資産)
資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,666百万円減少し、26,479百万円となりました。これは主に棚卸資産の増加(前連結会計年度末比899百万円の増加)、電子記録債権の増加(前連結会計年度末比296百万円の増加)があった一方で、現金及び預金の減少(前連結会計年度末比3,087百万円の減少)、受取手形及び売掛金の減少(前連結会計年度末比173百万円の減少)、有形固定資産の減少(前連結会計年度末比179百万円の減少)があったことによるものであります。
(負債)
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ902百万円減少し、5,992百万円となりました。これは主に買掛金の増加(前連結会計年度末比211百万円の増加)があった一方で、電子記録債務の減少(前連結会計年度末比197百万円の減少)、未払法人税等の減少(前連結会計年度末比516百万円の減少)があったことによるものであります。
(純資産)
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ763百万円減少し、20,487百万円となりました。これは主に配当金の支払い等による利益剰余金の減少(前連結会計年度末比386百万円の減少)、自己株式の取得による減少(前連結会計年度末比497百万円の減少)によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物は、営業活動による支出が204百万円、投資活動による支出が957百万円、財務活動による支出が1,929百万円となった結果、前連結会計年度末に比べ3,087百万円減少し11,575百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動においては、税金等調整前四半期純利益を1,570百万円、減価償却費を1,124百万円計上しました。また、売上債権は123百万円増加、棚卸資産は899百万円増加、前渡金は287百万円増加、未払費用は366百万円増加、法人税等の支払額は1,033百万円となりました。その結果、営業活動によるキャッシュ・フローは、204百万円の支出(前第2四半期連結累計期間は3,426百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動においては、有形固定資産の取得による支出が741百万円、無形固定資産の取得による支出が208百万円となりました。その結果、投資活動によるキャッシュ・フローは、957百万円の支出(前第2四半期連結累計期間は887百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動においては、セール・アンド・リースバックによる収入が1,004百万円、リース債務の返済による支出が1,013百万円、配当金の支払額が1,422百万円となりました。その結果、財務活動によるキャッシュ・フローは、1,929百万円の支出(前第2四半期連結累計期間は986百万円の支出)となりました。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要
な変更はありません。
(7)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
について重要な変更はありません。
(8)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、723百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
