【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。(1)経営成績の分析当第3四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年12月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染対策の行動制限が緩和され、一部地域に持ち直しの動きが見られるものの、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、欧米でのインフレ加速に対応した政策金利の引き上げ、中国でのゼロコロナ政策の転換による感染急拡大などの懸念もあり、予断を許さない状況です。我が国経済においても、景気は緩やかに持ち直していますが、物価の上昇や円安の影響もあり、先行きにつきましては依然として不透明な状況です。当第3四半期連結累計期間における業績につきましては、売上高は434,834百万円(前年同四半期比23.8%増)、営業利益は9,846百万円(同33.9%増)、経常利益は9,676百万円(同34.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,014百万円(同25.0%増)となりました。セグメントごとの業績は次のとおりであります。
① 鉄鋼鋼板製品・特殊鋼製品の取扱量については、造船・建築分野での需要が堅調に推移したものの、自動車関連向けは半導体不足等が続く中で生産台数の回復が進まず減少しました。一方で、鋼材価格が上昇したことにより、増収増益となりました。この結果、売上高は179,344百万円(前年同四半期比30.5%増)となり、セグメント利益は4,101百万円(同38.6%増)となりました。
② 鉄鋼原料
神戸製鋼所向け主原料や冷鉄源の取扱量の増加、原料価格が上昇したことにより、増収増益となりました。この結果、売上高は48,961百万円(前年同四半期比49.8%増)となり、セグメント利益は1,183百万円(同240.7%増)となりました。
③ 非鉄金属自動車向け・半導体向けアルミ板条や非鉄原料取扱量増等によって増収となるも、自動車端子向け銅板条や空調向け銅管の取扱量減等により、減益となりました。この結果、売上高は144,118百万円(前年同四半期比13.7%増)となりましたが、セグメント利益は2,220百万円(同20.4%減)となりました。
④ 機械・情報国内外で建設機械部品等の取扱量が増え、また大型圧縮機も本体・メンテナンスともに取扱いが増えたことに加え、国内子会社の業績好調もあり、増収増益となりました。この結果、売上高は41,388百万円(前年同四半期比9.1%増)となり、セグメント利益は1,211百万円(同23.6%増)となりました。
⑤ 溶材国内の造船・建築向けや海外の造船向けの取扱量が堅調に推移し、溶接材料価格も上昇したことにより、増収増益となりました。この結果、売上高は20,881百万円(前年同四半期比27.7%増)となり、セグメント利益は574百万円(同191.3%増)となりました。
(2)財政状態の分析(総資産)当第3四半期連結会計期間末における総資産は422,725百万円となり、前連結会計年度末比58,695百万円の増加となりました。これは主に受取手形及び売掛金と商品及び製品の増加によるものです。
(負債)当第3四半期連結会計期間末における負債合計は350,322百万円となり、前連結会計年度末比50,045百万円の増加となりました。これは主に支払手形及び買掛金と短期借入金の増加によるものです。
(純資産)当第3四半期連結会計期間末における純資産は72,403百万円となり、前連結会計年度末比8,650百万円の増加となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と為替相場の円安に伴う為替換算調整勘定の増加によるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
(4)研究開発活動該当事項はありません。
