【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する行動制限が緩和されアフターコロナ、ウィズコロナの新たな段階への移行が進められるなか、各種政策の効果もあって、景気は緩やかに持ち直しつつあります。ただし、ロシア・ウクライナ情勢は長期化しており、原材料価格や光熱費の高騰、物価の上昇等、世界的な金融引き締めに伴う景気の下振れリスクが高まり、依然として先行きが不透明な状況となっております。
また、中古車業界におきましては、2023年1月から2023年3月までの国内中古車登録台数は939,211台(前年同期比2.1%減)と前年を下回る結果となりました。(出典:一般社団法人日本自動車販売協会連合会統計データ)中古車輸出業界におきましては、2023年1月から2023年3月までの中古車輸出台数は276,824台(前年同期比26.9%増)と前年を上回る結果となりました。(出典:財務省貿易統計データ)
このような状況の中、当社グループは、従来と同様、自動車市場の拡大が見込まれる東南アジア諸国等を中心に、多国間の貿易ルートを確保、高付加価値化を図ることにより自動車市場の流通の活性化と収益拡大に努めてまいりました。
上記の結果、当第1四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は7,991百万円(前年同期比48.3%増)、営業利益は314百万円(前年同期比259.2%増)、経常利益は376百万円(前年同期比111.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は301百万円(前年同期比109.6%増)となりました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末(2022年12月末)と比較して1,390百万円増加して17,348百万円となりました。これは主に、長期貸付金が568百万円減少した一方で、売掛金が1,218百万円、商品及び製品が391百万円増加したこと等によるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比較して1,137百万円増加して9,143百万円となりました。これは主に、短期借入金が830百万円、支払手形及び買掛金が347百万円増加したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して253百万円増加して8,204百万円となり、自己資本比率は44.5%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
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