【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2023年7月1日から2023年9月30日まで)における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症収束後、経済活動の正常化が一段と進む中で、景気が緩やかに回復しています。一方で長引くロシア・ウクライナ情勢による物価高への影響、世界的なインフレ抑制のための金融引き締めや中国経済の停滞等による世界経済への影響等には、依然として留意が必要です。
ホテル業界におきましては、2023年10月31日に観光庁が公表している最新の宿泊旅行統計調査(2023年8月第2次速報、2023年9月第1次速報)によりますと、2023年8月の延べ宿泊者数は6,102万人泊(前年同月比+30.2%、2019年同月比△3.5%)、9月は5,028万人泊(前年同月比+27.8%、2019年同月比+3.1%)と、前年を大幅に上回り、ほぼコロナ禍以前の水準に戻っております。
このような事業状況の下で、当社運営ホテルにおける月次の客室稼働率は、前年同月と同水準で推移いたしました。また客室単価は、各店舗地域の需要に応じたレベニューマネジメントの強化、レジャー需要を確実に獲得したことで順調に推移し、2023年8月度の客室単価は9,457円となり、2023年5月に達成した過去最高の客室単価9,042円を大幅に更新いたしました。なお、インバウンド需要はさらに回復することが期待され、引き続き国内外からの安定的な宿泊需要を見込んでおります。
当社グループにおいて宿泊特化型ホテルを中心に全国で展開している「チョイスブランド」では、2022年12月14日開業のコンフォートホテル四日市(三重県四日市市)の当第1四半期連結累計期間における売上高の貢献がありました。営業面においては、レジャー需要のさらなる獲得強化のため、チョイスブランドの体系を再構築し、2つの方向性の新ブランド運営を開始いたしました。2023年7月1日に、世界最大級の独立系ホテルコレクションブランドである「Ascend Hotel Collection™」としてhotel around TAKAYAMA(岐阜県高山市)の運営を開始いたしました。また、「コンフォートホテル」の派生ブランドとして新たに「コンフォートホテルERA」を創設し、2023年9月13日にコンフォートホテルERA京都東寺(京都府京都市)、2023年9月20日にコンフォートホテルERA神戸三宮(兵庫県神戸市)の2店舗を、それぞれリブランドにより開業いたしました。需要に応じたレベニューマネジメントの強化、及びレジャーやインバウンド需要獲得に向けた販促強化を図った結果、当事業の売上高は前年同期比21.8%増の8,371百万円となり、客室稼働率は前年同期比1.3ポイント減の81.1%、客室単価は前年同期比27.0%増の9,558円となりました。
三重県・東海地方を中心に地域特性に合わせて宴会場等を併設したシティホテルや宿泊特化型ホテルを展開している「オリジナルブランド」及び「その他事業」においては、宴会や会議利用の需要回復と並行して、中期経営計画において掲げるバンケット機能の高度化の一環として、調理課の体制整備、商品力の向上等を推進いたしました。営業面においては、堅調な設備工事やメンテナンス等のビジネス需要の取り込み、及び各店舗地域の顧客動向や需要の状況に合わせたレベニューマネジメントによる販促強化を図った結果、売上高は前年同期比1.0%増の1,661百万円となり、客室稼働率は前年同期比0.3ポイント増の75.4%、客室単価は前年同期比9.7%増の6,691円となりました。
なお、当社グループ全体の客室稼働率は前年同期比0.8ポイント減の80.0%、客室単価は前年同期比24.7%増の9,028円、ホテル軒数は97店舗、客室数はチョイスブランド11,580室、オリジナルブランド2,827室の合計14,407室となっております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高10,032百万円(前年同期比17.8%増)、営業利益1,605百万円(同126.0%増)、経常利益1,550百万円(同124.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,534百万円(同127.0%増)となりました。
(注)1.2023年7月1日付でhotel around TAKAYAMAが「Ascend Hotel Collection™」として運営を開始したことにより、「オリジナルブランド」から「チョイスブランド」に所属が変更となったため、ホテル軒数及び合計室数に変更はございませんが、ブランド別の客室数に変動がございます。
2.文中記載の客室稼働率ならびに客室単価は、当第1四半期連結累計期間における数値となります。月別の数値に関しましては当社ホームページに掲載しております。
株式会社グリーンズ www.kk-greens.jp/
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産につきましては24,606百万円となり、前連結会計年度末23,786百万円に比べ、819百万円増加いたしました。
うち流動資産は、10,884百万円(前連結会計年度末9,992百万円)と、892百万円増加いたしました。これは主に売掛金の増加によるものであります。
固定資産は、13,721百万円(同13,794百万円)と、73百万円減少いたしました。これは主に有形固定資産の減価償却によるものであります。
負債につきましては、18,069百万円(同18,419百万円)と、349百万円減少いたしました。
うち流動負債は7,343百万円(同7,467百万円)と、124百万円減少いたしました。これは主に未払金の減少によるものであります。
固定負債は10,726百万円(同10,951百万円)と、225百万円減少いたしました。これは主に長期借入金の減少によるものであります。
純資産につきましては6,536百万円(同5,367百万円)と、1,169百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金の増加によるものであります。この結果、自己資本比率は26.6%(前連結会計年度末は22.6%)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
該当事項はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
該当事項はありません。
②受注実績
該当事項はありません。
③販売実績
当第1四半期連結会計期間の販売実績は次のとおりであります。なお、当社グループはホテル事業の単一セグメントであるため、ブランド別に記載しております。
事業部門の名称
当第1四半期連結会計期間
(自 2023年7月1日
至 2023年9月30日)
前年同期比(%)
チョイスブランド(百万円)
8,371
121.8
オリジナルブランド及びその他の事業(百万円)
1,661
101.0
合 計(百万円)
10,032
117.8
(注) 1.事業部門間の取引については相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。
#C6547JP #グリーンズ #サービス業セクター
