【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2022年7月1日から2022年12月31日まで)における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大はあったものの、国際的な人の往来に関する水際措置の段階的緩和や大規模イベントの再開、全国旅行支援の開始などにより経済活動の正常化に向けた動きが強まりました。一方で、国際情勢の悪化、円安進行や金融資本市場の変動、エネルギー資源や原材料価格の高騰など、依然として経済の先行きは不透明な状況が続いております。
ホテル業界におきましては、2023年1月31日に観光庁が公表している最新の宿泊旅行統計調査(2022年11月第2次速報、2022年12月第1次速報)によりますと、2022年11月の延べ宿泊者数は4,609万人泊(前年同月比+24.8%、2019年同月比△7.2%)、12月は4,703万人泊(前年同月比+20.0%、2019年同月比△0.2%)と、ほぼコロナ禍以前に戻り、前年を大幅に上回る水準で推移しております。
このような事業状況の下、当社運営ホテルにおける月次の客室稼働率及び客室単価は、新型コロナウイルス感染症第7波、第8波の感染拡大期においても大きく落ち込むことなく前年同期の各月を上回る水準で推移いたしました。月次の客室稼働率は2022年9月以降、コロナ禍以前の2019年6月期同月と同水準の稼働率で推移し、また月次の客室単価は、2019年6月期同月と比して比較的単価の高い都市等への出店割合が増加したことにより、国内需要の回復、高まりとともに2019年6月期同月を大きく上回り推移しております。
当社グループにおいて宿泊特化型のビジネスホテルを展開するチョイスホテルズ事業では、2021年7月5日開業のコンフォートイン那覇泊港(沖縄県那覇市)、2021年10月14日開業のコンフォートホテル名古屋金山(愛知県名古屋市)、2022年3月23日開業のコンフォートホテル高松(香川県高松市)、2022年12月14日開業のコンフォートホテル四日市(三重県四日市市)の当第2四半期連結累計期間における売上高の貢献がありました。一方で当第2四半期連結累計期間においてコンフォートホテル長崎(長崎県長崎市、2022年11月30日閉店)、コンフォートホテル長野(長野県長野市、2022年12月11日閉店)2店舗を閉店いたしました。営業面においては、高まる宿泊需要に対し、各店舗地域の動向に合わせたレベニューマネジメントの強化、各地域の全国旅行支援への対応、販促強化を図った結果、当事業の売上高は前年同期比63.4%増の14,727百万円となり、客室稼働率は前年同期比13.1ポイント増の84.4%、客室単価は前年同期比33.3%増の7,924円となりました。
地域特性に合わせて宴会場等を併設したシティホテルを中心に展開するグリーンズホテルズ事業においては、2021年7月30日開業のhotel around TAKAYAMA(岐阜県高山市)の当第2四半期連結累計期間における売上高の貢献があった一方、中長期的な観点から事業環境を見極め、ホテルエコノ金沢片町など6店舗を閉店いたしました。営業面においては、堅調な設備工事やメンテナンス等のビジネス需要の取り込み、各店舗地域の動向に合わせたレベニューマネジメントの強化、全国旅行支援への対応等を進めた結果、売上高は前年同期比34.4%増の3,355百万円となり、客室稼働率は前年同期比11.1ポイント増の76.0%、客室単価は前年同期比21.2%増の6,295円となりました。
なお、当社グループ全体の客室稼働率は前年同期比12.8ポイント増の82.6%、客室単価は前年同期比31.5%増の7,602円、ホテル軒数は98店舗、客室数はチョイスホテルズ事業11,428室、グリーンズホテルズ事業3,028室の合計14,456室となっております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高18,174百万円(前年同期比56.7%増)、営業利益2,223百万円(前年同期は営業損失1,876百万円)、経常利益2,214百万円(前年同期は経常損失2,047百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,916百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失2,071百万円)となりました。
(注)文中記載の客室稼働率ならびに客室単価は、当第2四半期連結累計期間における数値となります。月別の数値に関しましては当社ホームページに掲載しております。
株式会社グリーンズ www.kk-greens.jp/
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末における資産につきましては、25,172百万円(前連結会計年度末25,932百万円)と、760百万円減少いたしました。
うち流動資産は、11,946百万円(同13,159百万円)と1,213百万円減少いたしました。これは、主に現金及び預金の減少によるものであります。
固定資産は、13,225百万円(同12,772百万円)と453百万円増加いたしました。これは主に建物の増加によるものであります。
負債につきましては、22,084百万円(同24,585百万円)と2,501百万円減少いたしました。
うち流動負債は、13,668百万円(同16,583百万円)と2,915百万円減少いたしました。これは主に短期借入金の減少によるものであります。
固定負債は、8,416百万円(同8,002百万円)と414百万円増加いたしました。これは主に長期借入金の増加によるものであります。
純資産につきましては、3,088百万円(同1,347百万円)と1,741百万円増加いたしました。これは、主に利益剰余金の増加によるものであります。この結果、自己資本比率は12.3%(前連結会計年度末は5.2%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,989百万円減少し、8,026百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は2,149百万円(前年同四半期は1,446百万円の使用)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益1,948百万円、仕入債務の増減額(△は減少)197百万円、未払金の増減額(△は減少)443百万円による資金の増加があったのに対し、売上債権の増減額(△は増加)784百万円による資金の減少があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は388百万円(前年同四半期は1,225百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出389百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は3,749百万円(前年同四半期は9,025百万円の獲得)となりました。これは主に長期借入金による収入849百万円による資金の増加があったのに対し、短期借入金の純増減額(△は減少)4,000百万円、長期借入金の返済による支出365百万円による資金の減少があったこと等によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
「第2 事業の状況 1 事業等のリスク (継続企業の前提に関する重要事象)」に記載のとおり、当第2四半期連結累計期間において、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しております。解消または改善に向けた施策等につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(継続企業の前提に関する事項)」に記載しております。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
該当事項はありません。
②受注実績
該当事項はありません。
③販売実績
当第2四半期連結累計期間の販売実績は次のとおりであります。なお、当社グループはホテル事業の単一セグメントであるため、事業部門別に記載しております。
事業部門の名称
当第2四半期連結累計期間
(自 2022年7月1日
至 2022年12月31日)
前年同期比(%)
チョイスホテルズ事業(千円)
14,727,803
163.4
グリーンズホテルズ事業(千円)
3,355,761
134.4
その他の事業(千円)
90,551
101.4
合 計(千円)
18,174,116
156.7
(注) 1.事業部門間の取引については相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。
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