【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況当第2四半期連結累計期間における世界経済は、ウクライナ情勢の長期化、欧米を中心とした金利・物価の上昇や中国経済の減速、為替変動による影響など、先行きは依然として不透明な状況が続いております。このような状況の中、当社グループは、中期経営計画(2022年度〜2024年度)のもと、当第2四半期連結累計期間において、外部環境の変化に柔軟に対応するための各事業の取り組み強化やグループシナジー強化のための施策を実行してまいりました。特に成長ドライバーと位置付けている半導体関連事業においては、半導体市況自体の弱含みは続いているものの、当社グループ製品への需要は引き続き堅調であり、前年同期比大幅増収増益となりました。医療・健康機器事業においては、為替の影響が大きく前年同期比減収となったものの、原価低減や販管費抑制の取り組み継続により前年同期比増益となりました。一方、計測・計量機器事業は、特に海外の設備投資需要の低迷による影響が大きく、前年同期比減収減益となりました。この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は29,335百万円(前年同期比8.0%増)、営業利益は3,163百万円(前年同期比73.2%増)、経常利益は3,411百万円(前年同期比52.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,150百万円(前年同期比46.7%増)となりました。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。
①半導体関連事業受注は引続き堅調に推移、受注残への遅延要請等も無く、製造・出荷ともに顧客要求に対応できたことにより前年同期比大幅な増収となりました。また、従来からの収益性に加え、生産性の向上とグループ調達による原価低減により前年同期比大幅な増益に繋がりました。この結果、半導体関連事業の売上高は5,674百万円(前年同期比114.2%増)、営業利益は2,163百万円(前年同期比155.8%増)となりました。
②医療・健康機器事業日本においては、病院向け看護用血圧計の需要が回復基調に転じたものの、大口顧客向け家庭用血圧計の需要一服により、売上は減少しました。利益については海外向け輸送費の削減により増加しました。米州においては、引き続き米国での家庭用血圧計の需要が好調に推移し、大口案件を中心に売上が増加しました。また、輸送費の削減や製品ミックスによって利益も増加しました。欧州においては、血圧計需要の回復に伴い、現地通貨建てでの売上は増加したものの、為替の影響により円換算後の売上、利益ともに減少しました。この結果、医療・健康機器事業の売上高は11,173百万円(前年同期比1.6%減)、営業利益は2,203百万円(前年同期比11.9%増)となりました。
③計測・計量機器事業日本においては、産業用設備投資が堅調に推移したことによって計測機器需要が増加、また、大型の試験装置の出荷も寄与したことにより売上、利益ともに増加しました。米州においては、主力の計量機器特需があった前年度からの反動減の影響、及び設備投資需要の低迷から計測・制御・シミュレーションシステム(DSPシステム)が低調に推移し、売上、利益ともに減少しました。アジア・オセアニアにおいては、中国における計測機器、インドにおける計量機器の需要低迷により、売上、利益ともに減少しました。この結果、計測・計量機器事業の売上高は12,488百万円(前年同期比5.1%減)、営業利益は361百万円(前年同期比55.7%減)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産、負債及び純資産の状況)当第2四半期連結会計期間末における総資産は71,153百万円であり、前連結会計年度末に比べ1,735百万円増加いたしました。これは、主に現金及び預金の増加や商品及び製品の増加等により、流動資産が1,592百万円増加したことによるものであります。当第2四半期連結会計期間末における負債は36,700百万円となり、前連結会計年度末に比べ143百万円減少いたしました。これは、主に短期借入金の増加等により流動負債が449百万円増加した一方、長期借入金の減少等により固定負債が592百万円減少したことによるものであります。当第2四半期連結会計期間末における純資産は34,453百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,878百万円増加いたしました。これは、主に利益剰余金の増加により、株主資本が1,606百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フローが3,180百万円、投資活動によるキャッシュ・フローが△613百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが△1,428百万円、現金及び現金同等物に係る換算差額が97百万円発生した結果、15,551百万円(前連結会計年度末比8.6%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。①営業活動によるキャッシュ・フロー営業活動の結果得られた資金は3,180百万円(前年同期比126.9%増)となりました。これは法人税等の支払額が1,581百万円、棚卸資産の増加額が319百万円あった一方、税金等調整前四半期純利益が3,404百万円、減価償却費が837百万円等あったことによるものであります。②投資活動によるキャッシュ・フロー投資活動の結果使用した資金は613百万円(前年同期比2.2%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が410百万円、無形固定資産の取得による支出が186百万円あったことによるものであります。 フリー・キャッシュ・フローは2,567百万円となっております。 ③財務活動によるキャッシュ・フロー財務活動の結果使用した資金は1,428百万円(前年同期比349.8%増)となりました。これは、短期借入金の純増による収入が505百万円あった一方、長期借入金の返済による支出が1,195百万円、配当金の支払額が555百万円あったこと等によるものであります。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2,509百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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