【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)
財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、景気が緩やかに回復しているものの、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクとなっており、物価上昇や金融資本市場の変動等の影響に注視する必要がある状況のもと推移いたしました。住宅業界におきましては、新設住宅着工戸数は、前年同期比6.2%の減少となり、持家の着工についても、22か月連続の減少となり、弱含みの状況で推移いたしました。このような市場環境のもと、当社グループでは積極的な経費削減に取り組んでおり、販売促進費については前年同期比27,040千円、地代家賃については前年同期比26,772千円を削減し、販売費及び一般管理費全体では、前年同期比69,091千円を削減いたしました。当第2四半期連結累計期間において、工事請負契約及び建築設計・監理業務委託契約は横ばい、工事請負契約件数は原材料高騰により工事の見積もり調整が難航していることから若干減となりましたが、契約ロイヤリティ売上は、大型案件の着地があったことから順調に推移いたしました。また、マーケティング売上についてはイベント開催計画は予定どおりでしたが退会スタジオの影響から前年同期比では開催件数は減少いたしました。新規スタジオ及びProto Bank Station加盟契約獲得については、倉庫建設を行う加盟スタジオ募集キャンペーンの効果もあり、加盟数は増加いたしました。ASJ建築家ネットワークの登録建築家による都市計画、リゾート計画等への亜臨界水処理技術(*)を利用したごみ処理施設等の導入を目的とし、当社がこれまで培ってきたASJ建築家ネットワークのマーケティングノウハウを顧客へ提供する新たなビジネスモデルの確立にも取り組んでおります。以上により、当第2四半期連結累計期間の売上高は290,576千円(前年同期比6.0%増)となりました。 損益面においては、売上高が前年同期比で微増、販売費及び一般管理費が前年同期比で大きく減少したことにより、営業損失は107,948千円(前年同期営業損失192,522千円)となり、経常損失は109,991千円(前年同期経常損失193,977千円)となりました。また、以前当社の加盟スタジオであった工務店との間の工事請負契約に係るロイヤリティ請求訴訟に関して和解金として受け取った4,900千円を特別利益に計上いたしました。一方、現在当社事業に必要なソフトウェアの開発に伴い、当第2四半期連結会計期間に計上したソフトウェア仮勘定5,500千円について「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき回収可能性を検討し、将来の収益見込み等を勘案した結果、当社の固定資産簿価の全額を減損処理いたしました。第1四半期連結会計期間に減損処理した36,000千円と合わせ、特別損失41,500千円を計上いたしました。 その結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は148,634千円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純損失226,900千円)となりました。
なお、当社グループはASJ建築家ネットワーク事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(*)亜臨界水処理技術とは、高温・高圧領域で高速加水分解反応により有機廃棄物を効率的に分解することで、肥料等に資源利用する技術のこと。
財政状態につきましては、当第2四半期連結会計期間末における総資産は597,580千円となり、前連結会計年度末と比べて122,456千円減少いたしました。流動資産は前連結会計年度末に比べ、106,432千円減少し、382,274千円となりました。これは主として現金及び預金の減少132,986千円等によるものであります。固定資産は前連結会計年度末に比べ、16,023千円減少し、215,306千円となりました。これは主にリース資産の減少9,529千円、差入保証金の減少2,546千円等によるものであります。当第2四半期連結会計期間末における負債合計は587,117千円となり、前連結会計年度末と比べて26,178千円増加いたしました。流動負債は前連結会計年度末に比べ、53,918千円増加し、300,814千円となりました。これは主に1年内返済予定の長期借入金の増加17,278千円、未払金の増加13,719千円等によるものであります。固定負債は前連結会計年度末に比べ、27,739千円減少し、286,303千円となりました。これは主に長期借入金の減少17,278千円等によるものであります。当第2四半期連結会計期間末における純資産は10,462千円となり、前連結会計年度末と比べて148,634千円減少いたしました。これは親会社株主に帰属する四半期純損失148,634千円を計上したことによるものであります。
(2)
キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ、132,986千円減少し180,058千円となりました。各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動による資金の減少は78,578千円(前年同四半期は67,169千円の減少)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失146,591千円等の支出要因のほか、未払金の増加20,391千円等の収入要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動による資金の減少は47,357千円(前年同四半期は43,927千円の減少)となりました。これは主に長期前払費用の取得による支出20,000千円等の支出要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動による資金の減少は7,049千円(前年同四半期は7,718千円の減少)となりました。これはリース債務の返済による支出7,049千円によるものであります。
(3)
事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。なお、財務体質の改善に関する対応策の実施状況については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 [注記事項] (継続企業の前提に関する事項)(3)財務体質の改善」をご参照ください。
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