【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中における将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置づけが5類に移行されたことで、人流の回復や経済活動の正常化が進みました。一方で、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、円安の影響によるエネルギー資源価格や原材料価格の高騰等により、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、需要回復の兆しが見えるものの、円安の影響によるエネルギー資源価格や原材料価格の高騰、慢性的な労働力不足による人件費の上昇、それらに伴う物価上昇による消費者マインドの変化等、厳しい経営環境が続いております。
このような環境下で、当社はお値打ち感のある商品開発に努め、4月のメニュー改定において、「爆弾カポナータ」や「爆弾チーズソース2倍」等の新たな爆弾ハンバーグの販売を開始しました。また、「タイ料理フェア」として、コラボメニューである「爆弾ガパオセット」に加え、タイのマンゴーを使用した期間限定「とろけるマンゴーデザート」を販売しました。
店舗数につきましては、当第1四半期累計期間中に出退店を行いませんでしたので、前期末と変わらず58店舗でした。
当第1四半期累計期間の業績につきましては、依然として厳しい状況ではありましたが、来客数、売上高共に堅調に推移し、売上高は1,869,250千円(前年同期比7.7%増)となりました。
利益面では、売上高が増加したこと、また、原材料費等の上昇があったものの価格改定が奏功したことにより、第1四半期累計期間の営業利益は166,966千円(前年同期比13.8%増)、経常利益は171,175千円(前年同期比27.2%減)、四半期純利益は143,108千円(前年同期比8.1%減)と、増収かつ営業利益段階では増益となったものの、前年同期に比べ助成金収入が82,996千円減少したことにより、経常利益及び四半期純利益は減益となりました。
(2)財政状態の状況
(資産の状況) 資産は、前事業年度末と比べ52,701千円増加し、4,034,207千円となりました。主な要因は現金及び預金の増加74,140千円によるものであります。(負債の状況) 負債は、前事業年度末と比べ54,275千円減少し、1,337,043千円となりました。主な要因は未払法人税等の減少39,965千円及び買掛金の減少39,757千円によるものであります。
(純資産の状況)
純資産は、前事業年度末と比べ106,976千円増加し、2,697,163千円となりました。主な要因は四半期純利益の計上及び配当金の支払によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題において重要な変更はありません。
(4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
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