【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中における将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大による行動規制が解除されたことで社会経済活動の正常化が進み、持ち直しの動きが見られたものの、今なお続く新型コロナウイルス感染の波、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、円安等の影響による原材料価格やエネルギー資源価格の高騰等により、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、行動規制の解除により個人消費の緩やかな回復基調が見られたものの、新型コロナウイルス感染再拡大による人流の抑制、円安等の影響による原材料価格やエネルギー資源価格の高騰等により、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような環境下で、当社は衛生管理の徹底及び感染予防対策を引き続き行ってまいりました。また、原材料価格の高騰等を受けて、販売価格を改定いたしました。営業面では、公式アプリ等を利用した販売促進に加え、11月には、創業祭企画として期間限定「超大型爆弾ハンバーグ」の販売を実施し、好評をいただきました。
店舗数につきましては、当第3四半期累計期間中に出退店を行いませんでしたので、前期末と変わらず58店舗でした。
当第3四半期累計期間の業績につきましては、依然として厳しい状況ではありましたが、営業時間短縮等の各種要請がない通常営業を行ったことや期間限定「超大型爆弾ハンバーグ」等の販売促進により、来客数、売上高共に堅調に推移し、売上高は5,344,742千円(前年同期比9.9%増)となりました。
利益面では、売上高の増加により、当第3四半期累計期間の営業利益は358,100千円(前年同期比53.6%増)、経常利益は472,352千円(前年同期比21.3%減)、四半期純利益は303,450千円(前年同期比21.5%減)と、増収かつ営業利益段階では増益となったものの、前期に比べ助成金収入が257,248千円減少したことにより経常利益、四半期純利益では減益となりました。
(2)財政状態の状況
(資産の状況) 資産は、前事業年度末と比べ6,607千円増加し、3,926,718千円となりました。主な要因は現金及び預金の減少127,533千円、有形固定資産の増加53,347千円、原材料及び貯蔵品の増加39,339千円及び売掛金の増加36,838千円によるものであります。(負債の状況) 負債は、前事業年度末と比べ253,485千円減少し、1,324,803千円となりました。主な要因は未払金の減少211,190千円、未払法人税等の減少163,128千円及び買掛金の増加70,991千円によるものであります。
(純資産の状況)
純資産の状況につきましては、前事業年度末に比べて260,093千円増加し、2,601,915千円となりました。これは主として四半期純利益の計上によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題において重要な変更はありません。
(4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
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