【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症やウクライナ情勢によるエネルギー価格・原材料価格の高騰、世界的な部材不足、円相場の変動等により、依然として先行き不透明な状況で推移しました。
このような状況のもと当社におきましては、精密金属加工品について自動車関連部品の他、水晶振動子関連、安全部品関連等の売上が減少した一方で、引き続きプレス機械の売上が生産強化の取り組みの結果増加したこと等から、売上高は96億4千1百万円と前年同期比9.6%の増加となりました。利益面につきましては、主にエネルギー価格・原材料価格の高騰、販売力強化に向けた販売促進費の増加等により、営業利益は3億5千4百万円と前年同期比3.5%減少いたしました。経常利益につきましては受取配当金の増加等により4億1千3百万円と前年同期比0.5%増加し、四半期純利益につきましては2億7千8百万円と前年同期比0.3%減少いたしました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
[精密加工事業部]
売上高は45億8百万円と前年同期比4.5%の減少、セグメント利益は2億5千6百万円と前年同期比45.3%の減少となりました。
[機械事業部]
売上高は51億3千3百万円と前年同期比25.8%の増加、セグメント利益は7億1千2百万円と前年同期比47.8%の増加となりました。
財政状態は次のとおりであります。
当第3四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末より4億円増加し、205億4千万円となりました。これは主に、現金及び預金が9億9千3百万円減少したものの、棚卸資産が13億8千7百万円増加したことによるものです。負債につきましては、3億2千万円増加し、69億1百万円となりました。これは主に、賞与引当金が2億4千1百万円減少したものの、電子記録債務が2億9千6百万円、支払手形及び買掛金が1億1千9百万円それぞれ増加したことによるものです。純資産につきましては、7千9百万円増加し、136億3千9百万円となりました。これは主に、利益剰余金が1億4百万円増加したことによるものです。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、1億2千2百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①資金の流動性についての分析
当第3四半期累計期間における現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べ9億9千3百万円減少し、当第3四半期会計期間末には46億6千5百万円となりました。
②資本の財源についての分析
当社の資金需要のうち主なものは、製品製造のための材料・部品の購入のほか、製造に係る労務費・経費、販売費及び一般管理費等の営業費用による運転資金や設備資金であります。また、当社の財務状態といたしましては、当第3四半期会計期間末における流動比率は215.0%、自己資本比率は66.4%であり比較的健全な財務状態であると認識しております。
(6)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
