【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症やウクライナ情勢による原油・原材料価格の高騰や世界的な部材不足等に加え歴史的な円安の進行などにより、依然として先行き不透明な状況で推移しました。
このような状況のもと当社におきましては、プレス機械の売上が生産強化の取り組みの結果増加したものの、主に自動車業界の減産等の影響を受けた精密金属加工品の売上が減少したことなどから、売上高は58億9千8百万円と前年同期比1.1%の増加にとどまりました。利益面につきましては、主に原材料価格の高騰、販売力強化に向けた販売促進費の増加等により、営業利益は1億9千7百万円と前年同期比29.2%の減少、経常利益は2億3千6百万円と前年同期比22.7%の減少、四半期純利益は1億5千6百万円と前年同期比22.5%の減少となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
[精密加工事業部]
精密加工事業部における当第2四半期累計期間の売上高は、27億1千4百万円と前年同期比10.7%の減少となり、その内容は以下のとおりです。
「精密金属加工品」は、自動車業界の減産等の影響を受け、自動車関連部品を中心に売上が減少したことから、19億4千9百万円と前年同期比10.3%の減少となりました。「小口径銃弾」は、政府の予算執行を受け7億6千4百万円と前年同期比11.7%の減少となりました。
[機械事業部]
機械事業部における当第2四半期累計期間の売上高は、31億8千4百万円と前年同期比13.8%の増加となり、その主な内容は以下のとおりです。
「プレス機械」は、電気自動車(EV)向けのリチウムイオン電池缶製造用プレス機械の売上増により、27億9千1百万円と前年同期比24.3%の増加となりました。「ばね機械」は、顧客からの受注が大型機を中心に回復しているものの納期等の関係から、1億8千6百万円と前年同期比14.6%の減少となりました。「自動機・専用機」は、リードタイムの長い機種が多いことから、1億8千5百万円と前年同期比14.1%の減少となりました。
財政状態は次のとおりであります。
当第2四半期会計期間末の総資産は前事業年度末より4千3百万円増加し、201億8千4百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が9億4千3百万円減少したものの、仕掛品が8億3千2百万円、製品が2億3千7百万円それぞれ増加したためです。負債につきましては、1億2百万円増加し、66億8千2百万円となりました。これは主に、未払法人税等が1億3百万円減少したものの、電子記録債務が1億2千1百万円増加したためです。純資産につきましては、5千8百万円減少し、135億2百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が3千7百万円減少したためです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は50億9千4百万円となり、前事業年度末より5億6千5百万円減少しました。
各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は1億4千2百万円(前年同四半期累計期間は4億4千8百万円の減少)となりました。これは主に、売上債権の減少で7億4千6百万円増加及び減価償却費で3億3千8百万円計上したものの、棚卸資産の増加で13億2百万円減少したためです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は2億4千9百万円(前年同四半期累計期間は2億円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得により2億3千7百万円支出したためです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は1億7千5百万円(前年同四半期累計期間は14億2百万円の減少)となりました。これは主に、配当金で1億7千3百万円支出したためです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、8千万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①資金の流動性についての分析
キャッシュ・フローの状況につきましては、前記「(2)キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりであります。
②資本の財源についての分析
当社の資金需要のうち主なものは、製品製造のための材料・部品の購入のほか、製造に係る労務費・経費、販売費及び一般管理費等の営業費用による運転資金や設備資金であります。また、当社の財務状態といたしましては、当第2四半期会計期間末における流動比率は222.0%、自己資本比率は66.9%であり比較的健全な財務状態であると認識しております。
(7)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
