【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結会計期間における世界経済につきましては、一部に回復傾向はみられたものの、地政学的リスクによる資源価格の高騰や世界的な金融引き締めによる景気下押しの効果もあり、先行き不透明な状況が継続しております。
このような状況のもと、当社グループは、引き続き世界規模での新規顧客の開拓及びメディカル関連特注機の拡販に取り組んでまいりました。しかしながら、主に日本、中国で取出ロボットの受注が伸び悩み、またメディカル関連特注機につきましても前第2四半期連結累計期間と比較して受注は減少しました。当第2四半期連結累計期間の経営成績につきましては、前第2四半期連結累計期間と比較して、第1四半期連結会計期間に子会社化したWEMO Automation ABの影響もあり、欧州においては販売が増加したものの、日本・アジアでの販売が減少しました。その結果、連結売上高は9,975,578千円(前年同四半期比3.7%減)となりました。利益面につきましては、営業利益は海上輸送運賃の高騰は緩和されてきたものの、連結売上高の減少及び原材料価格の高騰に伴う売上総利益率の悪化に加えて人財投資に伴う人件費の増加もあり、693,737千円(前年同四半期比35.7%減)となりました。経常利益は為替差益の発生はあるものの840,624千円(前年同四半期比32.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は539,371千円(前年同四半期比39.0%減)となりました。
当第2四半期連結会計期間において、低全高ハイパフォーマンスパレタイジングロボット「PA-50LC」の販売を開始しました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。 (日本)
取出ロボット及び特注機の売上が減少したため、売上高は6,444,293千円(前年同四半期比13.5%減)となり、営業利益は380,671千円(前年同四半期比49.8%減)となりました。
(米国)
売上高は2,348,058千円(前年同四半期比3.2%増)となり、営業利益は340,170千円(前年同四半期比82.1%増)となりました。
(アジア)
全体的に売上が減少したため、売上高は2,436,483千円(前年同四半期比11.4%減)となり、営業利益は196,488千円(前年同四半期比32.2%減)となりました。
(欧州)
WEMO Automation ABの子会社化により売上高は856,610千円(前年同四半期比193.8%増)となりましたが、顧客関連資産やのれんの償却負担などにより営業損失は66,735千円(前年同四半期は営業損失68,349千円)となりました。
(2)財政状態の分析
流動資産は前連結会計年度末に比べ196,185千円増加し28,834,603千円となりました。これは、現金及び預金が1,766,196千円減少しましたが、原材料及び貯蔵品が871,105千円及び仕掛品が695,201千円増加したことなどによります。固定資産は前連結会計年度末に比べ2,369,149千円増加し14,573,966千円となりました。これは顧客関連資産が1,581,765千円及びのれんが517,794千円増加したことなどによります。その結果資産合計は前連結会計年度末に比べ2,565,335千円増加し43,408,570千円となりました。 流動負債は前連結会計年度末に比べ1,464,859千円増加して9,477,679千円となりました。これは前受金が1,320,027千円増加したことなどによります。固定負債は前連結会計年度末に比べ448,429千円増加し692,546千円となりました。これは繰延税金負債が379,533千円増加したことなどによります。その結果負債合計は前連結会計年度末に比べ1,913,289千円増加して10,170,225千円となりました。 純資産は、前連結会計年度末に比べ652,046千円増加の33,238,344千円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが731,836千円の収入超過、投資活動によるキャッシュ・フローが2,299,305千円の支出超過、財務活動によるキャッシュ・フローが720,662千円の支出超過となり、現金及び現金同等物に係る換算差額が516,393千円となったことにより、前連結会計年度末に比べ1,771,737千円減少し9,043,492千円となりました。 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー) 税金等調整前四半期純利益815,474千円、前受金の増加額882,555千円、売上債権の減少額454,046千円から法人税等の支払額397,815千円を差し引いた営業活動によるキャッシュ・フローは、731,836千円の収入超過(前年同四半期は1,342,021千円の収入超過)となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出2,178,351千円等により、投資活動によるキャッシュ・フローは2,299,305千円の支出超過(前年同四半期は57,115千円の支出超過)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 配当金の支払額679,865千円等により、財務活動によるキャッシュ・フローは720,662千円の支出超過(前年同四半期は361,821千円の支出超過)となりました。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は236,538千円であります。なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の状況のセグメントごとの変更内容は、次のとおりであります。
(欧州)
研究開発活動を行っているWEMO Automation ABの全株式を取得し連結の範囲に含めたため、従来研究開発費の全額は「日本」において発生していましたが、当第2四半期連結累計期間からは「欧州」も加えております。
(7)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
