【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間における世界経済につきましては、新型コロナウイルス感染症へのワクチン接種が世界的に進んだことにより、企業活動の制限が緩和され経済活動との両立が進められていることもあり、世界経済はプラス成長へと回復傾向を見せている一方、急激な円安による為替相場の変動、地政学的リスクによる資源価格や海上輸送運賃の高騰もあり、先行き不透明な状況が継続しております。
このような状況のもと、当社グループは引き続き世界規模での医療分野の拡販及び新規顧客の開拓に取り組んでまいりました。その結果、当第2四半期連結累計期間における受注は前第2四半期連結累計期間と比較して大幅に増加致しました。当第2四半期連結累計期間の経営成績につきましては、ロックダウンの影響による中国での取出ロボットの販売が減少した一方で、日本と北米で販売が増加しました。その結果、連結売上高は10,355,594千円(前年同四半期比6.5%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は連結売上高の増加に伴う改善がある一方で、原材料価格の高騰に伴う売上総利益率の悪化に加えて人財投資に伴う人件費の増加及び海上輸送運賃の高騰により、1,078,550千円(前年同四半期比20.1%減)となりました。経常利益は為替差益の発生があったものの1,251,800千円(前年同四半期比11.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は884,559千円(前年同四半期比14.1%減)となりました。
当第2四半期連結会計期間において「サステナビリティ委員会」を設置することを決議しました。事業活動を通じてサステナブルな社会・環境の構築に寄与するとともに、当社が持続的な事業発展を通じて企業価値を向上することを目的としております。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。 (日本)
特注機の売上が増加したため、売上高は7,447,078千円(前年同四半期比5.1%増)となりましたが、営業利益は757,775千円(前年同四半期比6.2%減)となりました。
(米国)
売上高は2,274,399千円(前年同四半期比17.4%増)となりましたが、営業利益は186,812千円(前年同四半期比29.5%減)となりました。
(アジア)
中国子会社のロックダウンの影響のため、売上高は2,749,344千円(前年同四半期比1.7%減)となり、営業利益は289,825千円(前年同四半期比3.5%減)となりました。
(欧州)
特注機の売上が減少したため、売上高は291,528千円(前年同四半期比34.0%減)となり、営業損失は68,349千円(前年同四半期は営業利益62,168千円)となりました。
(2)財政状態の分析
流動資産は前連結会計年度末に比べ1,816,588千円増加し26,317,219千円となりました。これは、現金及び預金が1,122,062千円増加したことなどによります。固定資産は前連結会計年度末に比べ151,176千円減少し12,241,178千円となりました。これは建物及び構築物(純額)が102,839千円減少したことなどによります。その結果資産合計は前連結会計年度末に比べ1,665,411千円増加の38,558,398千円となりました。 流動負債は前連結会計年度末に比べ578,321千円増加して6,247,206千円となりました。これは前受金が918,641千円増加したことなどによります。固定負債については大きな変動はなく、負債合計は前連結会計年度末に比べ589,927千円増加して6,435,201千円となりました。 純資産は、前連結会計年度末に比べ1,075,484千円増加の32,123,196千円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが1,342,021千円の収入超過、投資活動によるキャッシュ・フローが57,115千円の支出超過、財務活動によるキャッシュ・フローが361,821千円の支出超過となり、現金及び現金同等物に係る換算差額が189,866千円となったことにより、前連結会計年度末に比べ1,112,950千円増加し8,168,697千円となりました。 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー) 税金等調整前四半期純利益1,251,598千円、売上債権の減少額285,979千円に加え、減価償却費251,537千円から法人税等の支払額606,851千円を差し引いた営業活動によるキャッシュ・フローは、1,342,021千円の収入超過(前年同四半期は763,039千円の収入超過)となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 有形固定資産の取得による支出45,907千円等により、投資活動によるキャッシュ・フローは57,115千円の支出超過(前年同四半期は691,584千円の支出超過)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 配当金の支払額346,344千円等により、財務活動によるキャッシュ・フローは361,821千円の支出超過(前年同四半期は450,929千円の支出超過)となりました。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は193,852千円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
