【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
a.経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、世界的に金融引き締めが進む中で日本銀行が金融緩和を継続し
たため、内外金利差により外国為替市場で円安が進行し、10月には1ドル150円を付けました。中国ではゼロコロ
ナ政策を転換したため全土で感染が急拡大しました。海外からの部品の調達難と半導体不足が長期化し、自動車
をはじめとする様々な業界で生産活動が制約されました。また、ウクライナ戦争が長期化して電力・エネルギー
価格が高騰したため、国内企業物価は10%上昇し、消費者物価も4%上昇しました。
この結果、当第3四半期累計期間の経営成績は、販売数量が18,411トン(前年同期比4.1%減少)となり、銅相
場が前年同期と比較して高い水準だったため、売上高は210億71百万円(同9.3%増加)となりました。収益面に
つきましては、営業利益は12億55百万円(同25.7%減少)となりましたが、銅相場のリスクをヘッジするための
デリバティブ取引でデリバティブ利益が1億56百万円発生したため、経常利益は14億25百万円(同14.1%増
加)、四半期純利益は9億76百万円(同14.8%増加)となりました。
当社は伸銅品関連事業の単一セグメントとしております。伸銅品関連事業の部門別の経営成績を示すと、次の
とおりであります。
(伸銅品)
当社の主力製品である伸銅品においては、販売数量17,837トン(前年同期比3.8%減少)、売上高は183億37百
万円(同12.5%増加)となりました。
(伸銅加工品)
伸銅加工品においては、売上高は9億54百万円(前年同期比6.5%増加)となりました。
(その他の金属材料)
その他の金属材料においては、伸銅品原材料の転売が主で、売上高は17億79百万円(前年同期比14.6%減少)
となりました。
b.財政状態の状況
(資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産は133億3百万円となり、前事業年度末と比べ10億34百万円増加しま
した。これは主に受取手形及び売掛金が4億5百万円減少したものの、棚卸資産が7億13百万円、電子記録債権
が6億31百万円増加したことによるものであります。固定資産は31億50百万円となり、前事業年度末に比べ6百
万円減少しました。
この結果、資産合計は164億54百万円となり、前事業年度末に比べ10億27百万円増加しました。
(負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債は56億86百万円となり、前事業年度末と比べ1億27百万円増加しま
した。これは主に流動負債のその他が5億71百万円、未払法人税等が2億8百万円減少したものの、短期借入金
が10億円増加したことによるものであります。固定負債は4億32百万円となり、前事業年度末に比べ22百万円増
加しました。
この結果、負債合計は61億19百万円となり、前事業年度末と比べ1億50百万円増加しました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は103億35百万円となり、前事業年度末に比べ8億77百万円増加し
ました。これは主に四半期純利益9億76百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は62.8%(前事業年度末は61.3%)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、1百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
