【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
a.経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の第7波に見舞われましたが、オミク
ロン株は感染力が強いものの重症化リスクは低かったため、経済活動の継続が優先されました。また、半導体不足
や海外からの部品の調達難が長期化し、自動車をはじめとする様々な業界で生産障害が発生しました。更に、ウク
ライナ戦争が長期化し、資源・エネルギー価格が高騰したため、国内企業物価は上昇を続け、消費者物価も上昇し
ました。加えて、世界的に金融引き締めが進む中で、日本銀行が金融緩和を継続したため、内外金利差により、外
国為替市場で円安が進行しました。こうした経済情勢を反映し、当社における各種購入品の価格が上昇しました。
当社が主要原材料として使用している国際相場商品の銅は、中国における経済活動の停滞等を材料に、LME(ロンド
ン金属取引所)の価格が大幅に下落しましたが、外国為替市場で円安が進行したため、国内建値は高いまま推移し
ました。
この結果、当第2四半期累計期間の経営成績は、販売数量が12,501トン(前年同期比3.4%減少)となり、銅相場
が前年同期と比較して高い水準にあったため、売上高は144億13百万円(同12.6%増加)となりました。収益面につ
きましては、営業利益は9億82百万円(同20.9%減少)となりましたが、銅相場のリスクをヘッジするためのデリ
バティブ取引でデリバティブ利益が3億12百万円、デリバティブ評価損が86百万円発生したため、経常利益は12億
19百万円(同1.8%増加)、四半期純利益は8億35百万円(同2.4%増加)となりました。
当社は伸銅品関連事業の単一セグメントとしております。伸銅品関連事業の部門別の経営成績を示すと、次のと
おりであります。
(伸銅品)
当社の主力製品である伸銅品においては、販売数量12,123トン(前年同期比3.1%減少)、売上高は126億5百万
円(同16.7%増加)となりました。
(伸銅加工品)
伸銅加工品においては、売上高は6億31百万円(前年同期比12.2%増加)となりました。
(その他の金属材料)
その他の金属材料においては、伸銅品原材料の転売が主で、売上高は11億76百万円(前年同期比17.7%減少)と
なりました。
b.財政状態の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末における流動資産は127億51百万円となり、前事業年度末と比べ4億82百万円増加しまし
た。これは主に棚卸資産が3億68百万円増加したことによるものであります。固定資産は31億58百万円となり、前
事業年度末に比べ1百万円増加しました。
この結果、資産合計は159億10百万円となり、前事業年度末に比べ4億84百万円増加しました。
(負債)
当第2四半期会計期間末における流動負債は52億82百万円となり、前事業年度末と比べ2億76百万円減少しまし
た。これは主に短期借入金が4億20百万円増加したものの、流動負債のその他が5億17百万円、支払手形及び買掛
金が1億62百万円減少したことによるものであります。固定負債は4億21百万円となり、前事業年度末に比べ12百
万円増加しました。
この結果、負債合計は57億3百万円となり、前事業年度末と比べ2億64百万円減少しました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産合計は102億6百万円となり、前事業年度末に比べ7億48百万円増加しま
した。これは主に四半期純利益8億35百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は64.1%(前事業年度末は61.3%)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、2億44百万円(前事業年度末比
16百万円の増加)になりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、使用した資金は1億83百万円(前年同期比3億6百万円支出の減少)となりました。これは主
に、税引前四半期純利益が12億19百万円であったものの、その他の減少が5億10百万円、法人税等の支払額が4億
円、棚卸資産の増加が3億68百万円であったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は1億25百万円(同73百万円支出の増加)となりました。これは主に、有形固定
資産の取得による支出が86百万円であったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、得られた資金は3億26百万円(同1億78百万円収入の減少)となりました。これは主に、短期
借入金の純増加額による収入が4億20百万円であったこと等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、0百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
