【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の状況当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、ウィズコロナへのシフトが進み、景気の持ち直しが期待されております。一方、長引くロシアウクライナ情勢に起因した資源価格の高騰、世界的なインフレ圧力などによる世界経済の減速による下振れリスクなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。当社グループが属する美容業界におきましては、サロンの来店客数は戻りつつある中で、コロナ禍での顧客ニーズの多様化などにより利用客の増加や顧客単価も上昇してきております。このような状況のもと、引き続き、当社グループにおきましても、新たな収益の柱となるコンテンツの創出に注力しております。当第3四半期連結累計期間の売上高につきましては、直営サロン運営事業、美容室支援事業及びキャリアデザイン事業は堅調に推移し、前年同期に比べ増収となったため、全社としても前年同期に比べ増収となりました。営業損益及び経常損益につきましては、いずれも営業利益、経常利益となりました。2023年6月に閉店を予定している直営店1店舗の閉鎖に係る減損損失を特別損失として計上しましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても、前年同期に比べ増益となりました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,421,243千円(前年同期比3.2%増)、営業利益59,424千円(前年同期比258.1%増)、経常利益63,812千円(前年同期比181.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益33,621千円(前年同期比214.0%増)となりました。
セグメント別の状況については以下のとおりであります。(直営サロン運営事業)日本全国に展開するBSサロン(フランチャイズサロン)のフラッグシップサロンとして、首都圏主要地域を中心に直営サロン12店舗(モッズ・ヘアサロン11店舗、美容室セラヴィ1店舗)を展開しております。当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、コロナ禍での各種施策を引き続き継続しており、既存店の業績は前年同期に比べ回復基調で推移しました。セグメント損益につきましては、セグメント利益となりました。なお、この先のウィズコロナ、アフターコロナ時代の競争力を高めるうえでも優秀なスタッフは不可欠であり、従業員の不安を解消するとともに人材育成に引き続き注力しております。当第3四半期連結累計期間の直営サロン運営事業の業績は、売上高703,650千円(前年同期比9.1%増)、セグメント利益47,079千円(前年同期比777.0%増)となりました。 (BSサロン運営事業)「モッズ・ヘア」では、本部、加盟店という従来のフランチャイズ関係ではなく、共に一つのブランドをシェアするという意味で、ブランドシェアサロン、BSサロンと呼んでおります。当第3四半期連結累計期間の店舗数の異動は、国内の閉店3店舗、韓国での閉店3店舗、中国での新規出店1店舗により、減少5店舗となりました。その結果、当第3四半期連結会計期間末日現在におきまして、国内40店舗、韓国14店舗、台湾2店舗及び中国4店舗の計60店舗となっております。当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、プライベート商品(PB商品)をはじめとした商品販売に引き続き注力することにより、PB商品売上は堅調に推移しております。一方で、BSサロンの閉店店舗の影響などにより、前年同期と比べ減収減益となりました。当第3四半期連結累計期間のBSサロン運営事業の業績は、売上高205,923千円(前年同期比15.0%減)、セグメント利益92,396千円(前年同期比0.9%減)となりました。
(ヘアメイク事業)当社は、「モッズ・ヘア」の原点であるフランス・パリのスタジオワーク専門のヘアメイクチームのプロフェッショナル精神を引き継いだ「モッズ・ヘア」ヘアメイクチームを有しております。当社のヘアメイクチームは、ヘアメイクアーティストのエージェンシーとして「パリコレクション」や「東京コレクション」などへの参加や、CM・ファッション雑誌など年間2,000件を超える媒体を手掛けるなど、国内及び海外で高い評価を得ております。当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、ブライダル部門において婚礼件数が戻ってきておりますが、売上原価の増加等の影響により、当第3四半期連結累計期間は売上高283,237千円(前年同期比4.2%減)、セグメント利益6,535千円(前年同期比65.5%減)となりました。(美容室支援事業)当社グループでは、日本国内でのモッズ・ヘアサロンの事業展開を通じて、様々なスケールメリットが創出されます。それをサービス化したクレジット決済代行サービス、SCAT株式会社との提携による美容サロン向けPOSレジ顧客管理システムなどを一般のサロンに提供する美容室支援事業を行っております。また、美容室支援事業におきましては、先述しましたとおり、株式会社ティビィシィ・スキヤツト、ENECHEMGE株式会社、提携各社の有するノウハウを活用し、理美容業界における持続可能な環境経営支援(SDGs)として環境配慮型メニューの開発並びに普及を進めております。当第3四半期連結累計期間においては、美容室支援事業の主力であるクレジット決済代行サービスの契約件数は堅調に推移しておりますが、事業拡大に向けた人件費等のコストが先行した結果、売上高89,895千円(前年同期比0.9%増)、セグメント利益52,781千円(前年同期比4.0%減)となりました。(キャリアデザイン事業)2020年7月より人材派遣事業、人材紹介事業を営む株式会社オンリー・ワンを連結子会社化いたしました。当社グループでは、単に人材派遣事業、人材紹介事業と捉えず、キャリアデザイン事業として新たな成長戦略の柱として位置付けております。当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、当社グループに加わったスケールメリットを活かした販路の拡大が順調に推移し、現在注力しているタワーマンションを中心としたコンシェルジュの派遣等も、着実に件数を伸ばしております。当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高203,689千円(前年同期比22.2%増)、セグメント利益14,796千円(前年同期比259.5%増)となりました。
(2) 財政状態の状況(資産)当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ48,880千円増加し、1,854,105千円となりました。主な要因としましては、現金及び預金の増加19,212千円、商品の減少6,538千円、のれんの減少11,563千円、未収入金の増加64,053千円、差入保証金の減少10,558千円などによるものであります。 (負債)当第3四半期連結会計期間末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ10,377千円増加し、1,328,128千円となりました。主な要因としましては、未払金の増加64,058千円、長期借入金の減少23,571千円、社債の減少14,000千円、未払法人税等の減少6,927千円などによるものであります。なお、資産科目の未収入金の増加64,053千円のうち63,662千円増加、負債科目の未払金の増加64,058千円のうち63,559千円増加は、美容室支援事業のクレジット決済代行サービスの取扱高の拡大によるものです。(純資産)当第3四半期連結会計期間末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ38,503千円増加し、525,977千円となりました。主な要因としましては、親会社株主に帰属する四半期純利益33,621千円、その他有価証券評価差額金の増加4,881千円などによるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動該当事項はありません。
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