【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の変異株の拡大、ロシアウクライナ情勢に起因した資源価格の高騰、急激な円安の継続など、引き続き景気の先行きは不透明な状態が続いております。しかしながら、国内外において感染拡大の防止策やワクチン接種が促進され、また日本国内の水際措置も緩和されるなど、景気の持ち直しの動きも見えております。当社グループが属する美容業界におきましては、サロンの来店客数は戻りつつあるものの、従前の状況まで回復するには時間を要することが見込まれます。このような状況のもと、引き続き、当社グループにおきましても、お客様並びに従業員の安全確保、感染拡大を防止することを目的に、種々の感染防止策を講じるとともに、昨年に引き続き新たな収益の柱となるコンテンツの創出に注力しております。当第1四半期連結累計期間の売上高につきましては、直営サロン運営事業、美容室支援事業及びキャリアデザイン事業は堅調に推移し、前年同期に比べ増収となったため、全社としても前年同期に比べ増収となりました。営業損益及び経常損益につきましては、いずれも営業利益、経常利益となりました。親会社株主に帰属する四半期純損益につきましても、前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失でしたが、親会社株主に帰属する四半期純利益となりました。以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高471,244千円(前年同期比3.8%増)、営業利益11,021千円(前年同期は営業損失9,564千円)、経常利益16,325千円(前年同期は経常損失5,800千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益11,008千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失10,494千円)となりました。 セグメント別の状況については以下のとおりであります。(直営サロン運営事業)日本全国に展開するBSサロン(フランチャイズサロン)のフラッグシップサロンとして、首都圏主要地域を中心に直営サロン12店舗(モッズ・ヘアサロン11店舗、美容室セラヴィ1店舗)を展開しております。当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、コロナ禍での各種施策を引き続き継続しており、既存店の業績は前年同期に比べ回復基調で推移しました。セグメント損益につきましては、前年同期はセグメント損失でしたが、セグメント利益となりました。なお、引き続きこの先のウィズコロナ、アフターコロナ時代の競争力を高めるうえでも優秀なスタッフは不可欠であり、従業員の不安を解消するとともに人材育成に注力しております。当第1四半期連結累計期間の直営サロン運営事業の業績は、売上高230,206千円(前年同期比8.3%増)、セグメント利益17,176千円(前年同期はセグメント損失8,146千円)となりました。(BSサロン運営事業)「モッズ・ヘア」では、本部、加盟店という従来のフランチャイズ関係ではなく、共に一つのブランドをシェアするという意味で、ブランドシェアサロン、BSサロンと呼んでおります。当第1四半期連結累計期間の店舗数の異動は、国内BSサロンの閉店1店舗、韓国での閉店1店舗により、減少2店舗となりました。当第1四半期連結会計期間末日現在におきまして、国内42店舗、韓国16店舗、台湾2店舗及び中国3店舗の計63店舗となっております。第1四半期連結累計期間の業績は、プライベートブランド商品(PB商品)をはじめとした商品販売に引き続き注力することにより、PB商品売上は堅調に伸びております。一方で、直営サロン同様に国内BSサロンにおいても来店客数は徐々に戻ってきておりますが、閉店店舗の影響などにより、前年同期と比べ減収減益となりました。当第1四半期連結累計期間のBSサロン運営事業の業績は、売上高73,451千円(前年同期比7.7%減)、セグメント利益26,618千円(前年同期比19.9%減)となりました。(ヘアメイク事業)当社は、「モッズ・ヘア」の原点であるフランス・パリのスタジオワーク専門のヘアメイクチームのプロフェッショナル精神を引き継いだ「モッズ・ヘア」ヘアメイクチームを有しております。当社のヘアメイクチームは、ヘアメイクアーティストのエージェンシーとして「パリコレクション」や「東京コレクション」などへの参加や、CM・ファッション雑誌など年間2,000件を超える媒体を手掛けるなど、国内及び海外で高い評価を得ております。ヘアメイク事業におきましては、ブライダル部門において婚礼の自粛が続く中でも徐々に婚礼数が戻ってきており、スタジオ部門においても堅調に推移しておりますが、原価の値上げなどの影響により、当第1四半期連結累計期間は売上高99,129千円(前年同期比0.0%減)、セグメント利益3,408千円(前年同期比28.0%減)となりました。(美容室支援事業)当社グループでは、日本国内でのモッズ・ヘアサロンの事業展開を通じて、様々なスケールメリットが創出されます。それをサービス化したクレジット決済代行サービス、株式会社ティビィシィ・スキヤツトとの提携による美容サロン向けPOSレジ顧客管理システムなどを一般のサロンに提供する美容室支援事業を行っております。また、美容室支援事業におきましては、先述しましたとおり、株式会社ティビィシィ・スキヤツト、ENECHANGE株式会社、提携各社の有するノウハウを活用し、理美容業界における持続可能な環境経営支援(SDGs)として環境配慮型メニューの開発並びに普及を進めております。当第1四半期連結累計期間においては、美容室支援事業の主力であるクレジット決済代行サービスの契約件数は堅調に増加しており、売上高28,324千円(前年同期比2.5%増)、セグメント利益16,908千円(前年同期比0.7%減)となりました。(キャリアデザイン事業)2020年7月より人材派遣事業、人材紹介事業を営む株式会社オンリー・ワンを連結子会社化いたしました。当社グループでは、単に人材派遣事業、人材紹介事業と捉えず、キャリアデザイン事業として新たな成長戦略の柱として位置付けております。当第1四半期連結累計期間においては、キャリアデザイン事業につきましては、当社グループに加わったスケールメリットを活かした販路の拡大が順調に推移し、現在注力しているタワーマンションを中心としたコンシェルジュの派遣等も、着実に件数を伸ばしております。キャリアデザイン事業の当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高65,701千円(前年同期比19.1%増)、セグメント利益6,117千円(前年同期比109.1%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)当第1四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ48,769千円増加し、1,853,994千円となりました。主な要因としましては、現預金の増加102,590千円、未収入金の減少46,090千円、のれんの減少3,854千円、貸倒引当金の減少2,745千円などによるものであります。(負債)当第1四半期連結会計期間末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ33,334千円増加し、1,351,085千円となりました。主な要因としましては、短期借入金の増加100,000千円、長期借入金の減少7,302千円、未払金の減少44,771千円、未払法人税等の減少7,852千円、社債の減少7,000千円などによるものであります。(純資産)当第1四半期連結会計期間末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ15,435千円増加し、502,909千円となりました。主な要因としましては、親会社株主に帰属する四半期純利益11,008千円などによるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動該当事項はありません。
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