【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置づけが第5類へと引き下げられ、行動制限が緩和されたことにより経済社会活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、世界的な金融引締めが続く中での金融資本市場の変動による景気の下押し懸念のほか、ウクライナ情勢の長期化等による原材料価格の高止まりを背景とした物価の上昇など、依然として先行き不透明な状況が続きました。
このような環境の中で当社グループは、事業の柱であるIT関連分野において、ソフトウエア開発及び関連業務では、よりユーザーに近い立場での開発業務ができるようにグループ会社間で連携を取りながら企業体質の強化をしてまいりました。また、コンピュータ関連サービス分野におきましても、教育機会を増やしサービスの質の向上、高度化に取り組み、ユーザーからも評価していただけるような提案営業の強化をしてまいりました。さらに昨年より、今後ITニーズの拡大が期待される防災関連分野を営む会社を連結子会社化しております。
当第2四半期連結累計期間の売上高は29億65百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は2億26百万円(前年同期比11.7%増)、経常利益は2億38百万円(前年同期比10.2%増)となりました。これに、関係会社株式売却益23百万円等の特別損益の計上及び税金費用を加味した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億70百万円(前年同期比23.8%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるセグメントの業績は次のとおりです。
当社グループの報告セグメントは、業績の評価、事業戦略の構築、経営資源の配分等を行ううえで重要性に基づいて決定しており、「情報処理事業」、「不動産事業」、「レンタカー事業」の3つで構成されています。
当第2四半期連結累計期間におけるセグメントの業績は、情報処理事業では、DX関連需要が引き続き旺盛であることや、稼働人員の増加により、売上高28億3百万円(前年同期比8.4%増)となりました。その一方、必要とされる技術教育の機会拡大や従業員の待遇改善による人件費の増加等もあり、営業利益1億59百万円(前年同期比5.5%減)となりました。不動産事業では、売上高1億34百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益58百万円(前年同期比11.4%増)となりました。レンタカー事業では、コロナ禍前の水準には及ばないものの客足の回復が見られ、売上高66百万円(前年同期比23.6%増)、営業利益6百万円(前年同期は8百万円の営業損失)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は71億49百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億78百万円の増加となりました。
流動資産は29億7百万円となり、1億33百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が2億35百万円増加したこと、並びに売掛金及び契約資産が1億34百万円減少したことによるものであります。
固定資産は42億41百万円となり、2億44百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産の土地が89百万円、投資その他の資産の投資有価証券が2億0百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債は34億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億39百万円の増加となりました。
流動負債は14億88百万円となり、94百万円増加いたしました。これは主に短期借入金が30百万円、1年内返済予定の長期借入金が14百万円増加したこと等によるものであります。
固定負債は19億14百万円となり、44百万円増加いたしました。これは主に固定負債のその他に含まれる繰延税金負債が48百万円増加したことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は20億83百万円で、前連結会計年度末に比べて2億35百万円増加しました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は3億71百万円(前年同期は3億14百万円の増加)となりました。主な増加の内訳は、税金等調整前四半期純利益2億62百万円、減価償却費64百万円及び売上債権の減少1億34百万円であります。主な減少の内訳は、棚卸資産の増加23百万円、関係会社株式売却益23百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は1億59百万円(前年同期は1億3百万円の減少)となりました。主な減少の内訳は、有形固定資産の取得による支出1億15百万円及び投資有価証券の取得による支出42百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は19百万円(前年同期は2億4百万円の増加)となりました。増加の内訳は、短期借入れによる収入5億90百万円、長期借入れによる収入2億6百万円であります。減少の内訳は、短期借入金の返済による支出5億60百万円、長期借入金の返済による支出1億89百万円、配当金の支払25百万円及びファイナンス・リース債務の返済による支出1百万円であります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
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